よみ:それをことばという
それを言葉という 歌詞
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amazarashi
- 2019.2.13 リリース
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僕ぼくらはいずれ錆さび付ついて ついには動うごかなくなる
緩ゆるやかに終おわりへの航路こうろをたゆたう 箱船はこぶねに乗のせられたある意味いみ 標しるべなき漂流者ひょうりゅうしゃだ
加速かそくする日々ひびは ついには減速げんそくする日々ひびを迎むかえ
陽ひが沈しずんで黒くろずんだ水平線すいへいせんと対峙たいじする 暗夜行路あんやこうろに至いたったのです
打うち上あげられた船乗ふなのりの靴くつ 明星みょうじょうとデネボラの隙間すきま 微かすかに光ひかる六ろく等星とうせい
全すべての人ひとに忘わすれ去さられる事ことが 終おわる事ことだとしたら
その時とき僕ぼくは既すでに終おわっていたし それを寂さびしいとすら考かんがえなかった
ただ静しずかに唸うなる波なみに揺ゆさぶられて 喉のどが千切ちぎれる位くらいに後悔こうかいの歌うたを叫さけんだのです
苦くるし紛まぎれの声こえ 苦渋くじゅうの歌声うたごえ 稲妻いなずまと響ひびけ 無理むりだと言いわれた距離きょりを越こえてみせろ
「言葉ことばにすればたやすくて」って言葉ことばにしなきゃ分わかんねぇよ
君きみは伝つたえる事こと諦あきらめてはだめだ それを届とどけて
死しに損ぞこなった朝あさが眩まぶしい 出掛でかけさせられてる毎日まいにちに
千切ちぎれた涙なみだを銃弾じゅうだんとしてこめろ それを言葉ことばという
少年しょうねん少女しょうじょがうろつく雑踏ざっとうに転ころがる望のぞみなど もはや誰だれも拾ひろわない
期待きたい出来できない時代じだいに 期待きたいされなかった僕ぼくらは
「あいつはもう終おわりだ」と言いわれながら 屈折くっせつした尊厳そんげんはまるで青あおく尖とがるナイフだ
幸福こうふくを競きそい合あうのに飽あきて 不幸ふこう比くらべになったらもう末期まっきだ
僕ぼくが歌うたを歌うたって得える安心あんしんと あの娘こが自傷じしょう行こう為いして得える安心あんしんの そもそもの違ちがいが分わからない
どっちにしろ 理解りかいしがたい人ひとの集あつまりの中なかで 自分じぶんさえ理解りかい出来できない人間にんげんの成なれの果はてだ
やり遂とげる事ことで得える満足まんぞくも 小銭こぜにと同おなじであっという間まに消費しょうひした
ファストフード店てんで頭あたまを抱かかえながら繰くり返かえす 終おわってたまるか 終おわってたまるか
苦悩くのうの果はての果はて 惨みじめなうめき声ごえ ここでこそ歌うたえ 抜ぬけ殻がらになった命いのちこそ鳴ならせ
「心こころにも無ない事こと言いって」って心こころに無ないなら言いえねぇよ
僕ぼくは伝つたえる事ことさげすんだりしない それを届とどけて
死しに損ぞこなった朝あさが眩まぶしい 出掛でかけさせられてる毎日まいにちに
千切ちぎれた涙なみだを銃弾じゅうだんとしてこめろ それを言葉ことばという
明日あしたがある以上いじょう終おわりじゃない 朝日あさひが愚鈍ぐどんに射さし込こむ車内しゃない
押おしつぶされた心こころはくしゃくしゃで ホームに吐はき出だされた
もう一歩いっぽも動うごけない 微動びどうだにできない 儚はかない抗あらがいを弔とむらい
理論りろん武装ぶそう解除かいじょを 丸裸まるはだかの行動こうどう原理げんりを
下くだらない人間にんげんくらいが丁度ちょうどいい 下くだらない人間にんげんくらいが丁度ちょうどいい
下くだらない人間にんげんくらいが丁度ちょうどいい どうせ下くだらない世界せかいだ
終おわったと言いわれた毎日まいにちを あの時とき確たしかに泳およぎきった
僕ぼくらの両手りょうては涙なみだを拭ぬぐう為ための物ものではないさ
死しに損ぞこなった朝あさが眩まぶしい 出掛でかけさせられてる毎日まいにちに
千切ちぎれた涙なみだを銃弾じゅうだんとして込こめろ それを言葉ことばという
緩ゆるやかに終おわりへの航路こうろをたゆたう 箱船はこぶねに乗のせられたある意味いみ 標しるべなき漂流者ひょうりゅうしゃだ
加速かそくする日々ひびは ついには減速げんそくする日々ひびを迎むかえ
陽ひが沈しずんで黒くろずんだ水平線すいへいせんと対峙たいじする 暗夜行路あんやこうろに至いたったのです
打うち上あげられた船乗ふなのりの靴くつ 明星みょうじょうとデネボラの隙間すきま 微かすかに光ひかる六ろく等星とうせい
全すべての人ひとに忘わすれ去さられる事ことが 終おわる事ことだとしたら
その時とき僕ぼくは既すでに終おわっていたし それを寂さびしいとすら考かんがえなかった
ただ静しずかに唸うなる波なみに揺ゆさぶられて 喉のどが千切ちぎれる位くらいに後悔こうかいの歌うたを叫さけんだのです
苦くるし紛まぎれの声こえ 苦渋くじゅうの歌声うたごえ 稲妻いなずまと響ひびけ 無理むりだと言いわれた距離きょりを越こえてみせろ
「言葉ことばにすればたやすくて」って言葉ことばにしなきゃ分わかんねぇよ
君きみは伝つたえる事こと諦あきらめてはだめだ それを届とどけて
死しに損ぞこなった朝あさが眩まぶしい 出掛でかけさせられてる毎日まいにちに
千切ちぎれた涙なみだを銃弾じゅうだんとしてこめろ それを言葉ことばという
少年しょうねん少女しょうじょがうろつく雑踏ざっとうに転ころがる望のぞみなど もはや誰だれも拾ひろわない
期待きたい出来できない時代じだいに 期待きたいされなかった僕ぼくらは
「あいつはもう終おわりだ」と言いわれながら 屈折くっせつした尊厳そんげんはまるで青あおく尖とがるナイフだ
幸福こうふくを競きそい合あうのに飽あきて 不幸ふこう比くらべになったらもう末期まっきだ
僕ぼくが歌うたを歌うたって得える安心あんしんと あの娘こが自傷じしょう行こう為いして得える安心あんしんの そもそもの違ちがいが分わからない
どっちにしろ 理解りかいしがたい人ひとの集あつまりの中なかで 自分じぶんさえ理解りかい出来できない人間にんげんの成なれの果はてだ
やり遂とげる事ことで得える満足まんぞくも 小銭こぜにと同おなじであっという間まに消費しょうひした
ファストフード店てんで頭あたまを抱かかえながら繰くり返かえす 終おわってたまるか 終おわってたまるか
苦悩くのうの果はての果はて 惨みじめなうめき声ごえ ここでこそ歌うたえ 抜ぬけ殻がらになった命いのちこそ鳴ならせ
「心こころにも無ない事こと言いって」って心こころに無ないなら言いえねぇよ
僕ぼくは伝つたえる事ことさげすんだりしない それを届とどけて
死しに損ぞこなった朝あさが眩まぶしい 出掛でかけさせられてる毎日まいにちに
千切ちぎれた涙なみだを銃弾じゅうだんとしてこめろ それを言葉ことばという
明日あしたがある以上いじょう終おわりじゃない 朝日あさひが愚鈍ぐどんに射さし込こむ車内しゃない
押おしつぶされた心こころはくしゃくしゃで ホームに吐はき出だされた
もう一歩いっぽも動うごけない 微動びどうだにできない 儚はかない抗あらがいを弔とむらい
理論りろん武装ぶそう解除かいじょを 丸裸まるはだかの行動こうどう原理げんりを
下くだらない人間にんげんくらいが丁度ちょうどいい 下くだらない人間にんげんくらいが丁度ちょうどいい
下くだらない人間にんげんくらいが丁度ちょうどいい どうせ下くだらない世界せかいだ
終おわったと言いわれた毎日まいにちを あの時とき確たしかに泳およぎきった
僕ぼくらの両手りょうては涙なみだを拭ぬぐう為ための物ものではないさ
死しに損ぞこなった朝あさが眩まぶしい 出掛でかけさせられてる毎日まいにちに
千切ちぎれた涙なみだを銃弾じゅうだんとして込こめろ それを言葉ことばという