イエス 歌詞 ズーカラデル ふりがな付

飛とべないんだ僕ぼくは
羽根はねがないからね
生うまれた時ときから
ずっと前まえからわかっていたから
悲かなしくはないけど

君きみは魔法使まほうつかいで
くすんだ街まちを
たまに照てらす
すぐに見みえなくなるから
あまり意味いみはないけど

最後さいごの魔法まほうは不発ふはつに終おわるだろう
誰だれにも気きづかれないままで霞かすんでゆく
確たしかにある光ひかり

消きえそうな 夢ゆめとか希望きぼうが
忘わすれてしまった約束やくそくが
言いえないで飲のみ込こんだ言葉ことばが
未いまだに強つよく脈みゃくを打うつ
まだ何なにも変かわらないけど
行いかなきゃ ほらイエスと言いえ

美うつくしい言葉ことばを並ならべ立たてて君きみを描えがく
嘘臭うそくさいと思おもうだろうか
全部ぜんぶ本当ほんとうの事ことだよ

有あり余あまる情熱じょうねつが
君きみを追おい詰つめるだろう
阿呆あほみたいな顔かおして流ながれてく
人混ひとごみを追おいかける

見みえそうで見みえない答こたえが
どうにもならん苛立いらだちが
小ちいさくても消きえない魔法まほうが
未いまだに足あしを突つき動うごかす
まだ何なにも判わからないけど
行いかなきゃ ほらイエスと言いえ

邪よこしまで嘘うそつきで偽善者ぎぜんしゃで何なにも持もっていない
横着おうちゃくでおっちょこちょい可愛かわいくないが悪気わるぎはない
いかにもつまらんがそのまま世界せかいを救すくってみたい なんとも
下手へたくそで足たりない足たりない足たりない足たりなーい僕ぼくらの

最後さいごの魔法まほうは不発ふはつに終おわるだろう
誰だれにも気きづかれないままで暴あばれ出だす
頼たよりない胸むねの鼓動こどう

不味まずかった昼飯ひるめしの記憶きおくが
無駄むだな夜更よふかしの行方ゆくえが
見送みおくったあの日ひの夕焼ゆうやけが
未いまだに強つよく脈みゃくを打うつ

消きえそうな 夢ゆめとか希望きぼうが
忘わすれてしまった約束やくそくが
言いえないで飲のみ込こんだ言葉ことばが
未いまだに強つよく脈みゃくを打うつ
まだ何なにも変かわらないけど
行いかなきゃ ほらイエスと言いえ
羽根はねは未まだ無ないけれど 俺おれは
行いかなきゃ ほらイエスと言いえ