幻想楼閣 歌詞 橋本みゆき ゲーム「ハピメア -Fragmentation Dream-」 オープニングテーマ ふりがな付

暗闇くらやみに 差さし込こんだ ひとすじの光ひかり
掴つかみかけ 振ふり返かえる 視線しせんの先さきには
まだ 続つづく夢ゆめの跡あと


目めが覚さめたとき 空虚くうきょな現実げんじつに
君きみがいないと 今日きょうも思おもい出だす
夢ゆめの中なかまで 嘘うそをつくなんて
仕方しかたの無ない人ひとだから

優やさしさで満みたした ワイングラス
溢あふれ出でて 紅あかく染そめ上あげる
何度目なんどめのさよなら 繰くり返かえして
踏ふみ入いれる 禁断きんだんの エデンへ再ふたたび


いばらみち かき分わけて 流ながした血ちの色いろ
胸むねの 薔薇ばらへと紅あかく熱あつく
傷きずつけて 傷きずついて 溶とけ合あってゆくの
この 悦楽えつらく

愛あいしてる 愛あいしてる 殺ころしたいほどに
胸むねの箱はこへと閉とじ込こめたい
閉とざされた この部屋へやが 世界せかいの全すべてに
時ときが 続つづく 永久えいきゅうへ

また 繰くり返かえし 開ひらかれる 舞台ぶたい

現実げんじつで見みた 君きみのその笑顔えがおは
夢ゆめで見みたまま
不思議ふしぎな既視感デジャブで
「夢ゆめにまで見みた」 なんてそんな言葉ことば
くすむくらい 輝かがやってる

風かぜに耐たえ続つづける 花はなの様ように
気高けだかく 強つよい その姿すがた
わずか一瞬いっしゅんの為ため 命いのち宿やどし
燃もえ尽つきる それこそが 薔薇ばらの宿命しゅくめい

抱だきしめて 終おわらない 夢幻むげんの世界せかいで
時計とけいの針はりが止とまる時ときも
食くい込こんだ 爪つめの跡あと が消きえないように
まだ 愛あいして

愛あいしても 愛あいしても まだ足たりないほど
この世界せかいに閉とじ込こめたいよ
花園はなぞのに 残のこされた 最後さいごの一輪いちりん
君きみと 花はなを 手折たおる

舞まう 花弁かべんに この想おもい のせて


いつまでも いつまでも
このままいましょう
身体からだごと 心こころごと 一ひとつになるまで

離はなさない

分わかってる 知しっている 偽いつわりの世界せかい
それでもいいの 分わかっている
優やさしい目め 受うけ入いれて くれるとわかっても
それが 辛つらく 思おもう

愛あいしてる 愛あいしてる 殺ころしたいほどに
胸むねの箱はこへと閉とじ込こめたい
閉とざされた この部屋へやが 世界せかいの全すべてに
時ときが 続つづく 永久えいきゅうへ

また 繰くり返かえし 開ひらかれる 舞台ぶたい