優やさしさに包つつまれた 街まちの色いろは夕暮ゆうぐれ
混まざりきれない青あおと赤あかに 飛とび交かう鳥とりの群むれ
雨あめの匂においはしないのに 雲くもだけやたらグレー
暗くらい道みちは好すきじゃない ほら急いそいで行いけ
どうして? 聞きかれる度たび
不意ふいに一人ひとり 答こたえに焦あせる
「好すきだけど辛つらくなるし、嫌きらいだけど離はなれられない」
誰だれの行先ゆくさきも 愛あいすべき結末けつまつも
誰だれ一人ひとり 教おしえてくれないから
まばたきの後あとに ふわり舞まったアイボリー
朝あさが来くる前まえに 気きづかずにおやすみ
優やさしさに包つつまれた 街まちの色いろは夕暮ゆうぐれ
混まざりきれない青あおと赤あかに 飛とび交かう鳥とりの群むれ
月つきが陰かげっていくようだ 夜よるの帳とばりを進すすめ
回まわり道みちは好すきじゃない 道みち無なき道みちを行いけ
遠とおくで軋きしむ列れっ車しゃの音おと
不思議ふしぎなほど耳みみに残のこった
「好すきだけど辛つらくなるし、嫌きらいだけど離はなれられない」
誰だれの過あやまちも 糺ただすべき真実しんじつも
一人ひとりきりでは生いきられないから
1日にちの最後さいごに きらり光ひかったアイロニー
忘わすれちゃう前まえに 眠ねむくなっておやすみ
微かすかな光ひかりも 微かすかな吐息といきも その裏表うらおもてに委ゆだね
確たしかなその目めも 確たしかな記憶きおくも その裏表うらおもてに委ゆだね
親指おやゆびで弾はじかれた物語ものがたりならば
高たかくまで舞まい上あがるのさ 華麗かれいに
誰だれの目めにも 君きみの目めにも 測はかれずに 息いきをしてる
やるせもなく 止とめどもなく 人知ひとしれず 息いきをしてる
このまま 宙ちゅうを泳およいで 回まわり続つづけるだけでも
それでも一瞬いっしゅんの きらめきになれたら
優yasaしさにshisani包tsutsuまれたmareta 街machiのno色iroはha夕暮yuuguれre
混maざりきれないzarikirenai青aoとto赤akaにni 飛toびbi交kaうu鳥toriのno群muれre
雨ameのno匂nioいはしないのにihashinainoni 雲kumoだけやたらdakeyataraグレgureー
暗kuraいi道michiはha好suきじゃないkijanai ほらhora急isoいでide行iけke
どうしてdoushite? 聞kiかれるkareru度tabi
不意fuiにni一人hitori 答kotaえにeni焦aseるru
「好suきだけどkidakedo辛tsuraくなるしkunarushi、嫌kiraいだけどidakedo離hanaれられないrerarenai」
誰dareのno行先yukusakiもmo 愛aiすべきsubeki結末ketsumatsuもmo
誰dare一人hitori 教oshiえてくれないからetekurenaikara
まばたきのmabatakino後atoにni ふわりfuwari舞maったttaアイボリaiboriー
朝asaがga来kuるru前maeにni 気kiづかずにおやすみdukazunioyasumi
優yasaしさにshisani包tsutsuまれたmareta 街machiのno色iroはha夕暮yuuguれre
混maざりきれないzarikirenai青aoとto赤akaにni 飛toびbi交kaうu鳥toriのno群muれre
月tsukiがga陰kageっていくようだtteikuyouda 夜yoruのno帳tobariをwo進susuめme
回mawaりri道michiはha好suきじゃないkijanai 道michi無naきki道michiをwo行iけke
遠tooくでkude軋kishiむmu列rextu車syaのno音oto
不思議fushigiなほどnahodo耳mimiにni残nokoったtta
「好suきだけどkidakedo辛tsuraくなるしkunarushi、嫌kiraいだけどidakedo離hanaれられないrerarenai」
誰dareのno過ayamaちもchimo 糺tadaすべきsubeki真実shinjitsuもmo
一人hitoriきりではkirideha生iきられないからkirarenaikara
1日nichiのno最後saigoにni きらりkirari光hikaったttaアイロニaironiー
忘wasuれちゃうrechau前maeにni 眠nemuくなっておやすみkunatteoyasumi
微kasuかなkana光hikariもmo 微kasuかなkana吐息toikiもmo そのsono裏表uraomoteにni委yudaねne
確tashiかなそのkanasono目meもmo 確tashiかなkana記憶kiokuもmo そのsono裏表uraomoteにni委yudaねne
親指oyayubiでde弾hajiかれたkareta物語monogatariならばnaraba
高takaくまでkumade舞maいi上aがるのさgarunosa 華麗kareiにni
誰dareのno目meにもnimo 君kimiのno目meにもnimo 測hakaれずにrezuni 息ikiをしてるwoshiteru
やるせもなくyarusemonaku 止toめどもなくmedomonaku 人知hitoshiれずrezu 息ikiをしてるwoshiteru
このままkonomama 宙chuuをwo泳oyoいでide 回mawaりri続tsuduけるだけでもkerudakedemo
それでもsoredemo一瞬issyunのno きらめきになれたらkiramekininaretara