夕暮れのハイ 歌詞 小山田壮平 ふりがな付

風かぜの中なかへいつのまに滑すべり込こんじゃって
わたしは誰だれなの?知しらない?そこの人ひと
流ながれ行いく雲くもに話はなしかけても返事へんじはないよね 西にしへと僕ぼくも行いく

「ああ どこか遠とおくの桃源郷とうげんきょうで会あいましょう」
誰だれかの囁ささやきが微かすかに聞きこえるけれど

茜色あかねいろの空そら 追おいかけて走はしる
夕暮ゆうぐれどきは花はなの匂においに誘さそわれて

笑わらってしまうでしょう? 恥はずかしいこと
胸むねがぎゅっとするでしょう 惨みじめな思おもい出で
でたらめに描えがいた絵えも消きえない痛いたみも染そめられていく
マジックアワーで

いつかの空そらと虹色にじいろの記憶きおくの中なかを進すすんでいく
寝ねぼけ眼まなこの少年しょうねんも年としを重かさねたけれど

忘わすれちゃいないよ 素敵すてきな夢ゆめを見みた
だからこうして今日きょうも走はしっているでしょう

まだまだまだ 山やまを越こえ谷たにを越こえ
終おわらない恋こいを胸むねに駆かけ抜ぬけていかなきゃ

忘わすれちゃいないよ 君きみのまなざしを
だからこうして今日きょうも走はしっているでしょう

茜色あかねいろの空そら 追おいかけて走はしる
夕暮ゆうぐれどきは花はなの匂においに誘さそわれて