はじまりはじまり 歌詞 柴田淳 ふりがな付

降ふりしきる雨あめに身みを潜ひそめて眠ねむってた
木この葉はの裏うらで
砂嵐すなあらしの様ようなタイヤの音おとが聞きこえる
それだけでいい

ねぇ 今更いまさら起おこさないで
もう 遠とおい昔むかしに置おいてきたこと

ほら 見みせつけてる
あなたの笑えみ
私わたしなんてもう忘わすれました みたいな

振ふられたのは コチラなのに
君きみが私わたしにくれる 痛いたい痛いたい仕返しかえし
暗くらい暗くらい暗くらい暗くらい暗くらい
暗くらい孤独こどくという苦くるしみを

狂くるったままで刻きざみ続つづけてる時計とけいの
針はりは戻もどさず
思おもい出だせない夢ゆめに未練みれんなどないように

目覚めざめてくのね

もう あなたの勝かちでいいよ
ねぇ あとどれくらい振ふられればいい?

ほら 泣ないているわ
止とまらぬほど
君きみが私わたしに流ながした涙なみだくらいに

とどめ刺さして 気きが済すむなら
君きみが私わたしにくれる 苦にがい苦にがい仕返しかえし
紅あかい紅あかい紅あかい紅あかい紅あかい
紅あかい愛あいという名なの屈辱くつじょくを

どうせ 幸しあわせそうに笑わらうんでしょ?
私わたしなんてもう覚おぼえていない みたいに

振ふられたのはボクの方ほう と
君きみが最後さいごにくれた 痛いたい痛いたい仕返しかえし
長ながい長ながい長ながい長ながい長ながい
長ながい悪夢あくむのはじまりはじまり