言葉より 歌詞 クジラ夜の街 ふりがな付

欠陥けっかん品ひんになったあたし
アンティークなんて言いって気きをつかわないで
傷きずを傷きずとしてみなせないことが傷きずになること
気きづきもしないで 言葉ことばを欠かけないで
欠点けってんさえも撫なでられて
痛いたいくらいやさしくするから
みんなのことが嫌きらいになりそうでこわい

がらくた達たちと話はなすときは
堕おちるとこまで堕おちてるけど
無理むりを無理むりにしなくていい分ぶんだけ
ちょっと気きが楽らくで救すくわれてるんだ
この部屋へやは奈落ならくの底そこみたいで
居続いつづけたらダメになることくらいわかってるけど
最下位さいかいよりも下したがないことに安心あんしんしてしまうの

言葉ことばより
毛布もうふや膝掛ひざかけ あったかいココア
ごめんね
今夜こんやだけは1人ひとりでいたいの
届とどけ物ものはほら 玄関げんかんのとこに置おいておいて

言葉ことばより
抱だきしめて欲ほしい
なんてね

言葉ことばより
毛布もうふや膝掛ひざかけ あったかいココア
ごめんね
今夜こんやだけは1人ひとりにしないでが言いえたなら
どれだけ楽らくだっただろう

言葉ことば依より