水溜みずたまり踏ふんでいった自転車じてんしゃが走はしり去さった
薄うすぼけて穴あなの開あいた靴くつをまた汚よごして行いった
誰だれにも救すくえない夏なつの恥はじを閉とじ込こめた
誰だれにも言いえなかったことがまだ残のこってる
がらがらの街まちを歩あるく
ばらばらの足あしと大脳だいのう
すり抜ぬけた夏なつの風かぜと
口笛くちぶえを吹ふいた君きみを 今いまも
誰だれかが喚わめいた嘘うそや恋こいとか偽善ぎぜんが
未いまだに俺おれを騙だまし続つづけてる
そっちはどうだ
誰だれの言葉ことばも届とどかない速はやさで
青あおく澄すんだ夜よるを切きり裂さいて
がらがらの街まちを
行ゆけ 行ゆけ
水溜mizutamaりri踏fuんでいったndeitta自転車jitensyaがga走hashiりri去saったtta
薄usuぼけてbokete穴anaのno開aいたita靴kutsuをまたwomata汚yogoしてshite行iったtta
誰dareにもnimo救sukuえないenai夏natsuのno恥hajiをwo閉toじji込koめたmeta
誰dareにもnimo言iえなかったことがまだenakattakotogamada残nokoってるtteru
がらがらのgaragarano街machiをwo歩aruくku
ばらばらのbarabarano足ashiとto大脳dainou
すりsuri抜nuけたketa夏natsuのno風kazeとto
口笛kuchibueをwo吹fuいたita君kimiをwo 今imaもmo
誰dareかがkaga喚wameいたita嘘usoやya恋koiとかtoka偽善gizenがga
未imaだにdani俺oreをwo騙damaしshi続tsuduけてるketeru
そっちはどうだsotchihadouda
誰dareのno言葉kotobaもmo届todoかないkanai速hayaさでsade
青aoくku澄suんだnda夜yoruをwo切kiりri裂saいてite
がらがらのgaragarano街machiをwo
行yuけke 行yuけke