この冬ふゆもまた 心こころ悴かじかむ
夢ゆめも凍こごえる 寒さむい日ひ続つづき
ひたすら なけなしの 胸むねに息いきづく夢ゆめ
辛かろうじて抱いだき続つづけ
ただ耐たえてきたけど
季節きせつの約束やくそくは
今いま果はたされ ふくよかな風かぜ
この春はるもまた さくらのいのち
なおしなやかに 花はなの蕾つぼみは
枝枝えだえだ 匂におい立たち 待まちかねの風情ふぜいで
競きそうように花はな開ひらく
薄紅うすくれないの花はな
咲さき誇ほこり満開まんかい
空そらの青あおさ 遮さえぎるほどに
この花はなもまた いのち儚はかなく
手仕舞てじまいの時とき ただ美うつくしく
ひたすら 今いまを舞まう その舞まいの見事みごとさ
散ちりゆく哀あわれ歌うたわず
慈いつくしまれてあれ
君きみの夢ゆめや希望きぼう
いつの日ひにか 咲さくを約やくして
いつの日ひにか 咲さくを約やくして
このkono冬fuyuもまたmomata 心kokoro悴kajikaむmu
夢yumeもmo凍kogoえるeru 寒samuいi日hi続tsuduきki
ひたすらhitasura なけなしのnakenashino 胸muneにni息ikiづくduku夢yume
辛karoうじてujite抱idaきki続tsuduけke
ただtada耐taえてきたけどetekitakedo
季節kisetsuのno約束yakusokuはha
今ima果haたされtasare ふくよかなfukuyokana風kaze
このkono春haruもまたmomata さくらのいのちsakuranoinochi
なおしなやかにnaoshinayakani 花hanaのno蕾tsubomiはha
枝枝edaeda 匂nioいi立taちchi 待maちかねのchikaneno風情fuzeiでde
競kisoうようにuyouni花hana開hiraくku
薄紅usukurenaiのno花hana
咲saきki誇hokoりri満開mankai
空soraのno青aoさsa 遮saegiるほどにruhodoni
このkono花hanaもまたmomata いのちinochi儚hakanaくku
手仕舞tejimaいのino時toki ただtada美utsukuしくshiku
ひたすらhitasura 今imaをwo舞maうu そのsono舞maiのno見事migotoさsa
散chiりゆくriyuku哀awaれre歌utaわずwazu
慈itsukuしまれてあれshimareteare
君kimiのno夢yumeやya希望kibou
いつのitsuno日hiにかnika 咲saくをkuwo約yakuしてshite
いつのitsuno日hiにかnika 咲saくをkuwo約yakuしてshite