急行列車 歌詞 林部智史 ふりがな付

二人ふたりの出逢であいなんて マイナスの方ほうがいいの
もう何なにも引ひけない関係かんけいから
みたされ 惹ひかれ合あう

つり合あいはしなかった 障害しょうがいが多おおすぎたの
ただ一ひとつだけ揺ゆるがないもの
愛あいしあっていたの

別わかれに向むかって線路せんろを引ひかれた
何なにも知しらず列車れっしゃを
加速かそくさせた

心こころを確たしかめたい時ときは
ここからあなたを眺ながめるの
別べつの未来みらいを想像そうぞうして
列車れっしゃに引ひき返かえすの

毎日まいにち出だした手紙てがみ あなたに届とどかなかった
ただ一ひとつくぐり抜ぬけてたなら
迎むかえに来きたかしら

流ながれる星ほし見みて永遠えいえんを信しんじ
儚はかなく燃もえ尽つきて消きえていった

泣なきたい気持きもちになる時ときは
ここからあなたを眺ながめるの
霞かすむ記憶きおくを思おもい出だして
列車れっしゃに引ひき返かえすの

あなたの幸しあわせ願ねがい続つづけてる
私わたしを想おもって
それが繋つながり

今いまある幸しあわせ噛かみ締しめて
ここからあなたを眺ながめるの
あなたが誰だれかわからないほど
私わたしが誰だれかも
列車れっしゃに引ひき返かえすわ