おめでとうのクラッカーはとっくに鳴なり響ひびき
誰だれもが幸先さいさきの良いい顔かおをした
学校がっこう生活せいかつ 最後さいごの思おもい出で作づくりは
しおりだけ残のこして 消きえていった
当あたり前まえのことが遠とおざかってく
名残なごりだけ 鮮あざやかだった
もうすぐ春はるなのに
戻もどれない時ときを踏ふみしめて あの門もんを出でてゆく
肩かたを抱だいた友ともの その手てだけがあたたかく
旅立たびだちの香かおりがした
もしもこの時代じだいに生いきていなければ
叶かなった喜よろこびがあったかもしれない
だけど共ともに季節きせつを着替きがえては語かたり合あった
日々ひびより 尊とうといものはない
まるで初はじめて自分じぶんを知しるように
込こみ上あげる声こえを聞きいてた
今いまだけが悲かなしいわけじゃなかったね
振ふりほどいた涙なみだがあったこと
忘わすれはしないだろう うつむいた後あとに見みた
陽射ひざしの様ようなあの笑顔えがおを
テストにはなかった
まるのない正解せいかいがこれからもきっとあるだろう
与あたえられてた靴くつを履はき替かえた その先さきに
本当ほんとうの道みちがある
もうすぐ春はるなのに
目めを閉とじればまだ 去さりゆくことのない風かぜが吹ふく
いいこともあったね 何気なにげなかった毎日まいにちが
この胸むねに生いきているよ
いつまでも生いきているよ
おめでとうのomedetounoクラッカkurakkaーはとっくにhatokkuni鳴naりri響hibiきki
誰dareもがmoga幸先saisakiのno良iいi顔kaoをしたwoshita
学校gakkou生活seikatsu 最後saigoのno思omoいi出de作dukuりはriha
しおりだけshioridake残nokoしてshite 消kiえていったeteitta
当aたりtari前maeのことがnokotoga遠tooざかってくzakatteku
名残nagoriだけdake 鮮azaやかだったyakadatta
もうすぐmousugu春haruなのにnanoni
戻modoれないrenai時tokiをwo踏fuみしめてmishimete あのano門monをwo出deてゆくteyuku
肩kataをwo抱daいたita友tomoのno そのsono手teだけがあたたかくdakegaatatakaku
旅立tabidaちのchino香kaoりがしたrigashita
もしもこのmoshimokono時代jidaiにni生iきていなければkiteinakereba
叶kanaったtta喜yorokoびがあったかもしれないbigaattakamoshirenai
だけどdakedo共tomoにni季節kisetsuをwo着替kigaえてはeteha語kataりri合aったtta
日々hibiよりyori 尊toutoいものはないimonohanai
まるでmarude初hajiめてmete自分jibunをwo知shiるようにruyouni
込koみmi上aげるgeru声koeをwo聞kiいてたiteta
今imaだけがdakega悲kanaしいわけじゃなかったねshiiwakejanakattane
振fuりほどいたrihodoita涙namidaがあったことgaattakoto
忘wasuれはしないだろうrehashinaidarou うつむいたutsumuita後atoにni見miたta
陽射hizaしのshino様youなあのnaano笑顔egaoをwo
テストtesutoにはなかったnihanakatta
まるのないmarunonai正解seikaiがこれからもきっとあるだろうgakorekaramokittoarudarou
与ataえられてたerareteta靴kutsuをwo履haきki替kaえたeta そのsono先sakiにni
本当hontouのno道michiがあるgaaru
もうすぐmousugu春haruなのにnanoni
目meをwo閉toじればまだjirebamada 去saりゆくことのないriyukukotononai風kazeがga吹fuくku
いいこともあったねiikotomoattane 何気nanigeなかったnakatta毎日mainichiがga
このkono胸muneにni生iきているよkiteiruyo
いつまでもitsumademo生iきているよkiteiruyo