花降る空に不滅の歌を 歌詞 a flood of circle ふりがな付

空そらから花はなが降ふってくる
散ちる美うつくしさ 見向みむきもしない
目めの前まえだけ進すすむベイビー
不滅ふめつの歌うたを 聴ききながら

冷徹れいてつなる冬風ふゆかぜは 悲かなしい報しらせ 繰くり返かえす
同おなじはずの言語げんごが 通つうじぬヘンテコな国くにで

泥水どろみず溜だまり 気きにしないで 幸こうも不幸ふこうも 混まぜこぜして
道みちはないから 迷まよわないよ 図々ずうずうしい勇敢ゆうかんさで

現実げんじつを見みろ 危険きけんだぞベイビー 攻撃こうげきこそ最大さいだいの防御ぼうぎょ
現実げんじつを見みろ 武器ぶきを持もてベイビー 黄昏たそがれの神様かみさまのお説教せっきょうじゃ

意味いみない 無駄むださ ベイビーには聴きこえない
頭あたまん中なか 爆音ばくおんで 大好だいすきな歌うたを聴きいてる
希望きぼうとか期待きたいとか ベイビーには分わからない
行いかないではいらんない場所ばしょへ向むかう物語ものがたり

花はな降ふる空そらに不滅ふめつの歌うたを歌うたってる
朝焼あさやけの中なか 泥どろまみれ 笑わらってるベイビー


春風はるかぜを待まっている 北極ほっきょく熊ぐまの溜息ためいきが
ツンドラ抜ぬけ キーウの街まちへ シャンツァイ薫かおる人混ひとごみ越こえ

海うみを渡わたる鳥とり 連つれて 青森あおもりの畦道あぜみち 撫なぜて
あの子この頬ほお 拭ふきながら 分わけ隔へだてなく吹ふくような

ガイドも アドヴァイスも ベイビーには聴きこえない
頭あたまん中なか 爆音ばくおんで 大好だいすきな歌うたを聴きいてる
地図ちずや 標識ひょうしき ベイビーには意味いみがない
自分じぶん自身じしんで見みつけた それだけが光ひかるから

花はな降ふる空そらに不滅ふめつの歌うたを歌うたってる
朝焼あさやけの中なか 傷きずだらけ 笑わらってるベイビー

空そらから花はなが降ふってくる
散ちる美うつくしさ 見向みむきもしない
汚よごれても シャボン吹ふく ベイビー
行いき止どまりでも

花はな降ふる空そらに不滅ふめつの歌うたを
花はな降ふる空そらに不滅ふめつの歌うたを

終おわりの合図あいずも ベイビーには聴きこえない
頭あたまん中なか 爆音ばくおんで 大好だいすきな歌うたを聴きいてる
遠とおくても 間違まちがっても ベイビーには変かわらない
行いかないではいらんない場所ばしょへ向むかう物語ものがたり

花はな降ふる空そらに不滅ふめつの歌うたを歌うたってる
朝焼あさやけの中なか 妙みょうに不敵ふてきに 笑わらってる

現実げんじつを見みろ 無意味むいみだぞベイビー どうせ散ちり行いく定さだめさ そうだろう
現実げんじつを見みた 知しってたんだベイビー 世界せかいのエンドロールは
この世よで誰一人だれひとり 誰一人だれひとり見みたがことないってね 笑わらってる