死出の旅路の物語 歌詞 人間椅子 ふりがな付

生せいはまにまに やがては終おわる
その日ひは誰だれも 知しらない
何なにをなしたか なさずにいたか
その日ひ初はじめて 知しるのだ

限かぎりない旅たびが 今いま始はじまる
果はてしない夢ゆめが 今いま広ひろがる

苦くるしみもない 悲かなしみもない
そこに行いくために

裁さばきがある 禊みそぎがある
祈いのりがある 懺悔ざんげがある
死出しでの旅路たびじの物語ものがたり

生せいは蜉蝣かげろう 一時ひとときの夢ゆめ
いつか覚さめねば ならない
愛いとしい肉体からだ 愛いとしい記憶きおく
すべてが灰はいに なるのだ

揺ゆるぎない愛あいに 今いま包つつまれる
大おおいなる腕うでに 今いま抱だかれる

安やすらぎばかり 幸しあわせばかり
そこに行いくために

裁さばきがある 禊みそぎがある
祈いのりがある 懺悔ざんげがある
死出しでの旅路たびじの物語ものがたり

パラッパラー
第だい一いちの扉とびら
血ちみどろの雹ひょう

パラッパラー
第だい二にの扉とびら
燃もえ盛さかる山やま

パラッパラー
第だい三さんの扉とびら
降ふってくる星ほし

パラッパラー
第だい四よんの扉とびら
押おし寄よせる闇やみ

パラッパラー
第だい五ごの扉とびら
底そこなしの穴あな

パラッパラー
第だい六ろくの扉とびら
災わざわいの天使てんし

パラッパラー
第だい七ななの扉とびら
審判しんぱんの声こえ

終おわりない生せいが 今いま放はなたれる
麗うるわしい声こえが 今いま木霊こだまする

絶望ぜつぼうもない 失望しつぼうもない
そこに行いくために

裁さばきがある 禊みそぎがある
祈いのりがある 懺悔ざんげがある
死出しでの旅路たびじの物語ものがたり

険けわしく辛つらい 道程みちのり
寂さびしく遠とおい 道程みちのり
苦くるしく寒さむい 道程みちのり
死出しでの旅路たびじの 道程みちのり