「これはね、ママにきいたおはなしなの。
大おおきいお花はなと、小ちいちゃいお花はながありました。」
むかし むかし そのむかし
小ちいさな川かわのほとりに
大おおきな花はなと小ちいさな花はなが
並ならんで咲さいていた
大おおきな花はなは美うつくしい
いつも楽たのしく唄うたう花はな
けれども小ちいさな花はなは たった一人ひとりぼっち
恋こいの陽ひざし浴あびて ふたつの花はなは
春はるの想おもいに 胸むねをふくらませる
むかし むかし そのむかし
小ちいさな川かわのほとりに
大おおきな花はなと小ちいさな花はなが
並ならんで咲さいていた
あの娘こも この娘むすめも この俺おれを
ひとめ見みようとここに来くる
生いきてることの楽たのしさは
おまえにゃわかるまい
大おおきな花はなさん聞きいとくれ
たとえ一人ひとりぼっちでも
僕ぼくには心こころの太陽たいようが いつもかがやいてる
愛あいの息いきぶきあびて ふたつの花はなは
春はるの想おもいに 胸むねをふくらませる
むかし むかし そのむかし
小ちいさな川かわのほとりに
大おおきな花はなと小ちいさな花はなが
並ならんで咲さいていた
並ならんで咲さいていた
「これはねkorehane、ママmamaにきいたおはなしなのnikiitaohanashinano。
大ooきいおkiio花hanaとto、小chiiちゃいおchaio花hanaがありましたgaarimashita。」
むかしmukashi むかしmukashi そのむかしsonomukashi
小chiiさなsana川kawaのほとりにnohotorini
大ooきなkina花hanaとto小chiiさなsana花hanaがga
並naraんでnde咲saいていたiteita
大ooきなkina花hanaはha美utsukuしいshii
いつもitsumo楽tanoしくshiku唄utaうu花hana
けれどもkeredomo小chiiさなsana花hanaはha たったtatta一人hitoriぼっちbotchi
恋koiのno陽hiざしzashi浴aびてbite ふたつのfutatsuno花hanaはha
春haruのno想omoいにini 胸muneをふくらませるwofukuramaseru
むかしmukashi むかしmukashi そのむかしsonomukashi
小chiiさなsana川kawaのほとりにnohotorini
大ooきなkina花hanaとto小chiiさなsana花hanaがga
並naraんでnde咲saいていたiteita
あのano娘koもmo このkono娘musumeもmo このkono俺oreをwo
ひとめhitome見miようとここにyoutokokoni来kuるru
生iきてることのkiterukotono楽tanoしさはshisaha
おまえにゃわかるまいomaenyawakarumai
大ooきなkina花hanaさんsan聞kiいとくれitokure
たとえtatoe一人hitoriぼっちでもbotchidemo
僕bokuにはniha心kokoroのno太陽taiyouがga いつもかがやいてるitsumokagayaiteru
愛aiのno息ikiぶきあびてbukiabite ふたつのfutatsuno花hanaはha
春haruのno想omoいにini 胸muneをふくらませるwofukuramaseru
むかしmukashi むかしmukashi そのむかしsonomukashi
小chiiさなsana川kawaのほとりにnohotorini
大ooきなkina花hanaとto小chiiさなsana花hanaがga
並naraんでnde咲saいていたiteita
並naraんでnde咲saいていたiteita