お夏清十郎 歌詞
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花はなの清十郎せいじゅうろうに 漕こがせたや
春はるは夜明よあけの ソレ
こがれ潮うしお
向むこう通とおるは 清十郎せいじゅうろうじゃないか
笠かさがよう似にた すげ笠がさが
なぜにこいしい ソレ
顔かおかくす
清十郎せいじゅうろう殺ころさば お夏なつも殺ころせ
生いきて思おもいを さしょよりも
なまじ情なさけが ソレ
仇あだとなる
馬骨
2022/10/30 03:22
姫路の大店の手代清十郎とそこの主人の娘お夏との恋物語である・・無論許される仲ではないので、駆け落ちをするが清十郎に娘かどわかしと店の金を持ち逃げしたとの嫌疑で打ち首になりお夏が発狂し姿をくらましたという寛永年間の話をモチーフにした歌である、当人たちの気持ちというより物語に心を痛めたとい歌である・・