白しろもくれんが咲さいたらと
いっていたあなた
いまはもう みどり濃こくいいとき
色いろあざやかな オナガドリが
いちぢくの木きで 鳴ないてます
ひとの気持きもちと 季節きせつのめぐり
はっきりと 知しれるのは
胸むねの痛いたさ だけ
見みえてあるときは ほんのわずか
でも だから 思おもいがつのる
近ちかくに わたしはいます
光ひかりさす 木きの根ねかたに
いのちのありかが 見みてとれるから
不思議ふしぎな夢ゆめを語かたるのが
好すきだったあなた
いまはただ ひとりなつかしむ
シマフクロウが 身みじろぎもせず
じっと世界せかいを 見みています
白shiroもくれんがmokurenga咲saいたらとitarato
いっていたあなたitteitaanata
いまはもうimahamou みどりmidori濃kokuいいときiitoki
色iroあざやかなazayakana オナガドリonagadoriがga
いちぢくのichijikuno木kiでde 鳴naいてますitemasu
ひとのhitono気持kimoちとchito 季節kisetsuのめぐりnomeguri
はっきりとhakkirito 知shiれるのはrerunoha
胸muneのno痛itaさsa だけdake
見miえてあるときはetearutokiha ほんのわずかhonnowazuka
でもdemo だからdakara 思omoいがつのるigatsunoru
近chikaくにkuni わたしはいますwatashihaimasu
光hikaりさすrisasu 木kiのno根neかたにkatani
いのちのありかがinochinoarikaga 見miてとれるからtetorerukara
不思議fushigiなna夢yumeをwo語kataるのがrunoga
好suきだったあなたkidattaanata
いまはただimahatada ひとりなつかしむhitorinatsukashimu
シマフクロウshimafukurouがga 身miじろぎもせずjirogimosezu
じっとjitto世界sekaiをwo 見miていますteimasu