溜息ためいきつくたび光ひかるよな
迷まよい螢ほたるのふたりです
えにしの糸いとも もつれるままに
墜おちてゆくのが ああ
さだめの恋こいでも 指ゆびからませて
夢ゆめなら水無瀬みなせも越こえられる
言葉ことばはなんにも要いらないの
いまは黙だまって抱だいていて
螢ほたるは二十日はつか 蝉せみなら三日みっか
たとえ相しょう呼よぶ ああ
相あい寄よる心こころも 魂たましいだって
命いのちはいつかは滅ほろぶもの
螢ほたるの宿やどは何処どこにある
甘あまい夜露よつゆのかくれ里さと
振ふりむかないで 明日あすが濡ぬれる
あなた闇夜やみよが ああ
闇夜やみよがあるから 螢ほたるは舞まうの
焦こがれて天てんまで飛とんでゆく
溜息tameikiつくたびtsukutabi光hikaるよなruyona
迷mayoいi螢hotaruのふたりですnofutaridesu
えにしのenishino糸itoもmo もつれるままにmotsurerumamani
墜oちてゆくのがchiteyukunoga ああaa
さだめのsadameno恋koiでもdemo 指yubiからませてkaramasete
夢yumeならnara水無瀬minaseもmo越koえられるerareru
言葉kotobaはなんにもhanannimo要iらないのranaino
いまはimaha黙damaってtte抱daいていてiteite
螢hotaruはha二十日hatsuka 蝉semiならnara三日mikka
たとえtatoe相syou呼yoぶbu ああaa
相ai寄yoるru心kokoroもmo 魂tamashiiだってdatte
命inochiはいつかはhaitsukaha滅horoぶものbumono
螢hotaruのno宿yadoはha何処dokoにあるniaru
甘amaいi夜露yotsuyuのかくれnokakure里sato
振fuりむかないでrimukanaide 明日asuがga濡nuれるreru
あなたanata闇夜yamiyoがga ああaa
闇夜yamiyoがあるからgaarukara 螢hotaruはha舞maうのuno
焦koがれてgarete天tenまでmade飛toんでゆくndeyuku