思おもい出だすまい二度にどと 心こころに決きめて
遠とおく離はなれた 筈はずなのに
女おんなひとりの 哀かなしさを
こらえ切きれずに 泣なけて来くる
夜よるの波止場はとばの 冷つめたい風かぜが
凍こおりつくよに 胸むねを刺さす
俺おれと一緒いっしょじゃ いつか 不幸ふこうになると
すがる私わたしに 背せを向むけた
今いまも心こころに 棲すみついて
暗くらい波間なみまに 面影おもかげが
消きえて浮うかんで 又また消きえてゆく
未練みれんせつなく 燃もえ残のこる
恋こいのぬけがら何処どこへ 捨すてればいいの
あなたにあげた この命いのち
生うまれ変かわって もう一度いちど
めぐり逢あえたら その時ときは
痩やせた分ぶんだけ 愛あいして欲ほしい
夢ゆめもはかなく 波なみに散ちる
思omoいi出daすまいsumai二度nidoとto 心kokoroにni決kiめてmete
遠tooくku離hanaれたreta 筈hazuなのにnanoni
女onnaひとりのhitorino 哀kanaしさをshisawo
こらえkorae切kiれずにrezuni 泣naけてkete来kuるru
夜yoruのno波止場hatobaのno 冷tsumeたいtai風kazeがga
凍kooりつくよにritsukuyoni 胸muneをwo刺saすsu
俺oreとto一緒issyoじゃja いつかitsuka 不幸fukouになるとninaruto
すがるsugaru私watashiにni 背seをwo向muけたketa
今imaもmo心kokoroにni 棲suみついてmitsuite
暗kuraいi波間namimaにni 面影omokageがga
消kiえてete浮uかんでkande 又mata消kiえてゆくeteyuku
未練mirenせつなくsetsunaku 燃moえe残nokoるru
恋koiのぬけがらnonukegara何処dokoへhe 捨suてればいいのterebaiino
あなたにあげたanataniageta このkono命inochi
生uまれmare変kaわってwatte もうmou一度ichido
めぐりmeguri逢aえたらetara そのsono時tokiはha
痩yaせたseta分bunだけdake 愛aiしてshite欲hoしいshii
夢yumeもはかなくmohakanaku 波namiにni散chiるru