紅べにを拭ふきとる グラスの淵ふちに
写うつる寂さびしい こぼれ月つき
冬ふゆの恋こいでも いいのです
一いち夜やだけでも 生いきられますと
花はなは深山みやまの 寒椿かんつばき
明日あしたのことなど 言いわないで 言いわないで
女おんな以上いじょうね 男おとこの人ひとは
こころ遣づかいも 優やさしさも
抱だいてください 思おもいきり
女おんなごころを 花はなくれないに
りんと咲さかせて 下くださいね
せめてひととき その胸むねで その胸むねで
灯ともり落おとせば そこから先さきは
吐息といき隠がくれの 雪見ゆきみ月づき
どんな運命うんめいに 置おかれても
肌はだのぬくもり 手枕てまくらさえも
生いきる確たしかな 力ちからです
あなた思おもいは どこまでも どこまでも
紅beniをwo拭fuきとるkitoru グラスgurasuのno淵fuchiにni
写utsuるru寂sabiしいshii こぼれkobore月tsuki
冬fuyuのno恋koiでもdemo いいのですiinodesu
一ichi夜yaだけでもdakedemo 生iきられますとkiraremasuto
花hanaはha深山miyamaのno 寒椿kantsubaki
明日ashitaのことなどnokotonado 言iわないでwanaide 言iわないでwanaide
女onna以上ijouねne 男otokoのno人hitoはha
こころkokoro遣dukaいもimo 優yasaしさもshisamo
抱daいてくださいitekudasai 思omoいきりikiri
女onnaごころをgokorowo 花hanaくれないにkurenaini
りんとrinto咲saかせてkasete 下kudaさいねsaine
せめてひとときsemetehitotoki そのsono胸muneでde そのsono胸muneでde
灯tomoりri落oとせばtoseba そこからsokokara先sakiはha
吐息toiki隠gakuれのreno 雪見yukimi月duki
どんなdonna運命unmeiにni 置oかれてもkaretemo
肌hadaのぬくもりnonukumori 手枕temakuraさえもsaemo
生iきるkiru確tashiかなkana 力chikaraですdesu
あなたanata思omoいはiha どこまでもdokomademo どこまでもdokomademo