北きたの海うみは荒あれて波なみの 飛沫しぶきが頬ほほを打うつ
海岸線かいがんせんの灯あかりが揺ゆれて 貴方あなたの面影おもかげ消きえてゆく
はぐれ鴎かもめが一羽いちわ ねぐらを見みつけたの
私わたしにはもう待まつ人ひとも ぬくもりも胸むねもない
涙なみだみちづれ 想おもい出で抱だいて 冬ふゆの日本海にほんかい
夜明よあけ間近まぢかか風雪かぜが哭ないて 心こころに凍しみて来くる
愚おろかでしょうか ふるえる胸むねが 来こない貴方あなたを待まってます
津軽つがるの海うみを越こえて 離はなれて来きたけれど
恋こいしさがつのるばかりで 逢あいたくて泣なけてくる
涙なみだみちづれ 想おもい出で抱だいて 冬ふゆの日本海にほんかい
凍こおりついた指ゆびで書かいた 最後さいごの手紙てがみです
こんなにつらい胸むねの痛いたみを あなた分わかってくれますか
涙なみだで滲にじんだ文字もじは 心こころの乱みだれです
もう二度にどと逢あえない人ひとと 知しりながら未練みれんです
涙なみだみちづれ 想おもい出で抱だいて 冬ふゆの日本海にほんかい
冬ふゆの日本海にほんかい
北kitaのno海umiはha荒aれてrete波namiのno 飛沫shibukiがga頬hohoをwo打uつtsu
海岸線kaigansenのno灯akaりがriga揺yuれてrete 貴方anataのno面影omokage消kiえてゆくeteyuku
はぐれhagure鴎kamomeがga一羽ichiwa ねぐらをnegurawo見miつけたのtsuketano
私watashiにはもうnihamou待maつtsu人hitoもmo ぬくもりもnukumorimo胸muneもないmonai
涙namidaみちづれmichidure 想omoいi出de抱daいてite 冬fuyuのno日本海nihonkai
夜明yoaけke間近majikaかka風雪kazeがga哭naいてite 心kokoroにni凍shiみてmite来kuるru
愚oroかでしょうかkadesyouka ふるえるfurueru胸muneがga 来koないnai貴方anataをwo待maってますttemasu
津軽tsugaruのno海umiをwo越koえてete 離hanaれてrete来kiたけれどtakeredo
恋koiしさがつのるばかりでshisagatsunorubakaride 逢aいたくてitakute泣naけてくるketekuru
涙namidaみちづれmichidure 想omoいi出de抱daいてite 冬fuyuのno日本海nihonkai
凍kooりついたritsuita指yubiでde書kaいたita 最後saigoのno手紙tegamiですdesu
こんなにつらいkonnanitsurai胸muneのno痛itaみをmiwo あなたanata分waかってくれますかkattekuremasuka
涙namidaでde滲nijiんだnda文字mojiはha 心kokoroのno乱midaれですredesu
もうmou二度nidoとto逢aえないenai人hitoとto 知shiりながらrinagara未練mirenですdesu
涙namidaみちづれmichidure 想omoいi出de抱daいてite 冬fuyuのno日本海nihonkai
冬fuyuのno日本海nihonkai