紅椿の唄 歌詞
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散ちるが運命さだめの 身みは悲かなし
君きみと歩あるいた 思おもい出での海辺うみべ
一人ひとりたどれば 胸むねは痛いたむよ
何なにをむせぶか 紅椿べにつばき
昏くれて身みに沁しんむ 風かぜの中なか
君きみと眺ながめた 思おもい出での月つきよ
ひとり仰あおげば 胸むねはぬれゆく
散ちるなこころの 紅椿べにつばき
たとえ二度にどない 夢ゆめだとて
君きみと歌うたった 思おもい出での歌うたを
ひとり歌うたえば 胸むねはくもるよ
馬骨
2022/06/11 12:39
燃えて咲いても紅椿、散るが運命の身が悲し・・恋の運命の儚さを想うのか体現しているのか・・君と歩いた想い出の浜辺、一人たどれば胸が痛むよ・・何を咽ぶか紅椿、それは自分の心の写し絵であろう・・君と眺めたあの月も今は一人で眺めてる・・咲いて散るのが運命の紅椿だが・・恋に咲いた紅椿は散ってくれるなというより、散ることが出来ない、何故なら私の胸の奥底に咲き残り、きみとふたりで歌った歌をひとりで歌う時、胸が曇るから・・