海うみが裂さける 岩いわが吠ほえる
足摺あしずりの 荒あらぶる 岬みさきに立たてば
小ちいさい世間せけんは 吹ふっとぶぞ
俺おれも行いきたや 万次郎まんじろうさんの
花はなと嵐あらしの 人生じんせいを
波なみに浮うかべて わだつみの涯はてて
思おもい叶かなう 夢ゆめも千尋ちひろ
倖しあわせを 愛あいする 家族かぞくのために
船ふねにいっぱい 積つみこむぞ
巨きょい希望きぼうを 延縄はえなわ船せんに
乗のせて地球ちきゅうをひとめぐり
俺おれの住処すみかは 七ななつの海うみだ
虹にじをつかみ 雲くもに乗のって
足摺あしずりの 波立なみだつ 岬みさきを廻まわりゃ
若わかい竜馬りゅうめの 声こえがする
命いのち惜おしんじゃ 何なにも出来できん
捨すてて勝かつ気きが 明日あしたを呼よぶ
海うみに貰もろうた 度胸どきょうが宝たから
海umiがga裂saけるkeru 岩iwaがga吠hoえるeru
足摺ashizuriのno 荒araぶるburu 岬misakiにni立taてばteba
小chiisaいi世間sekenはha 吹fuっとぶぞttobuzo
俺oreもmo行iきたやkitaya 万次郎manjirouさんのsanno
花hanaとto嵐arashiのno 人生jinseiをwo
波namiにni浮uかべてkabete わだつみのwadatsumino涯hateてte
思omoいi叶kanaうu 夢yumeもmo千尋chihiro
倖shiawaせをsewo 愛aiするsuru 家族kazokuのためにnotameni
船funeにいっぱいniippai 積tsuみこむぞmikomuzo
巨kyoいi希望kibouをwo 延縄haenawa船senにni
乗noせてsete地球chikyuuをひとめぐりwohitomeguri
俺oreのno住処sumikaはha 七nanaつのtsuno海umiだda
虹nijiをつかみwotsukami 雲kumoにni乗noってtte
足摺ashizuriのno 波立namidaつtsu 岬misakiをwo廻mawaりゃrya
若wakaいi竜馬ryuumeのno 声koeがするgasuru
命inochi惜oしんじゃshinja 何naniもmo出来dekiんn
捨suててtete勝kaつtsu気kiがga 明日ashitaをwo呼yoぶbu
海umiにni貰moroうたuta 度胸dokyouがga宝takara