過去かこを指ゆびさす 時計とけいの針はりが
凍こおりついてる 壁かべ肌はだに
別わかれた女おんなの 似顔にがおを画かいて
ひとりしみじみ 飲のむ酒さけは
骨ほねまでしみるぜ 海峡かいきょう酒場さかば
海うみの匂においが 夜霧よぎりにまじる
こんな場末ばすえの 止とまり木ぎも
二人ふたりの心こころの 桟橋さんばしだった
俺おれの命いのちは おまえだと
別わかれて知しったぜ 海峡かいきょう酒場さかば
故郷くにへ帰かえった おまえを追おって
俺おれは夜明よあけの 船ふねを待まつ
こんどは死しぬまで 離はなしはしない
決きめた心こころを 火ひの酒さけに
もやして身みをやく 海峡かいきょう酒場さかば
過去kakoをwo指yubiさすsasu 時計tokeiのno針hariがga
凍kooりついてるritsuiteru 壁kabe肌hadaにni
別wakaれたreta女onnaのno 似顔nigaoをwo画kaいてite
ひとりしみじみhitorishimijimi 飲noむmu酒sakeはha
骨honeまでしみるぜmadeshimiruze 海峡kaikyou酒場sakaba
海umiのno匂nioいがiga 夜霧yogiriにまじるnimajiru
こんなkonna場末basueのno 止tomaりri木giもmo
二人futariのno心kokoroのno 桟橋sanbashiだったdatta
俺oreのno命inochiはha おまえだとomaedato
別wakaれてrete知shiったぜttaze 海峡kaikyou酒場sakaba
故郷kuniへhe帰kaeったtta おまえをomaewo追oってtte
俺oreはha夜明yoaけのkeno 船funeをwo待maつtsu
こんどはkondoha死shiぬまでnumade 離hanaしはしないshihashinai
決kiめたmeta心kokoroをwo 火hiのno酒sakeにni
もやしてmoyashite身miをやくwoyaku 海峡kaikyou酒場sakaba