港みなと日暮ひぐれて そぼ降ふる雨あめに
むせぶ汽笛きてきよ 誰だれを呼よぶ
君きみの船ふねかと 波止場はとばに来きたが
知しらぬ他国たこくの とまり船せん
かけた願ねがいも 消きえ果はてた
君きみが別わかれに のこした言葉ことば
思おもいかえして 涙なみだぐむ
すれたようでも 女おんなは女おんな
うぶな昔むかしの 恋こいごころ
もえて切せつない 町まち灯あかり
雨あめの晴はれ間まの 港みなとの月つきに
聞きいて見みるのは 君きみのこと
船ふねはいつ来くる 待まつ身みのつらさ
酒場さかば暮くらしの 浮うかれ草ぐさ
投なげたカルタに 夜よるが更ふける
港minato日暮higuれてrete そぼsobo降fuるru雨ameにni
むせぶmusebu汽笛kitekiよyo 誰dareをwo呼yoぶbu
君kimiのno船funeかとkato 波止場hatobaにni来kiたがtaga
知shiらぬranu他国takokuのno とまりtomari船sen
かけたkaketa願negaいもimo 消kiえe果haてたteta
君kimiがga別wakaれにreni のこしたnokoshita言葉kotoba
思omoいかえしてikaeshite 涙namidaぐむgumu
すれたようでもsuretayoudemo 女onnaはha女onna
うぶなubuna昔mukashiのno 恋koiごころgokoro
もえてmoete切setsuないnai 町machi灯akaりri
雨ameのno晴haれre間maのno 港minatoのno月tsukiにni
聞kiいてite見miるのはrunoha 君kimiのことnokoto
船funeはいつhaitsu来kuるru 待maつtsu身miのつらさnotsurasa
酒場sakaba暮kuraしのshino 浮uかれkare草gusa
投naげたgetaカルタkarutaにni 夜yoruがga更fuけるkeru