dear, deer 歌詞 tacica ふりがな付

初はじめてに出会であったり その先さきが分わかったり
悲かなしみが増ふえる度たび 太陽たいようが眩まぶしくなった

繋つなぐ手てに後退あとずさり その意味いみが分わかったり
優やさしさに触ふれる度たび 三日月みかづきに会あいたくなった

本能ほんのうから応答おうとうせよ
本当ほんとうなら逃にげ出だしたい事こと
そんな当あたり前まえの人間にんげんらしさを
きっと忘わすれながら生いきてる

dear, deer
孤独こどくの中なかでさえ
まだ希望きぼうを持もっていたいなんて
雨あめに打うたれて涙なみだを隠かくす

痛いたみや傷きずがあるから
人波ひとなみに泳およぎ疲つかれたって
風かぜに吹ふかれて涙なみだを乾かわかすのだろう

悲かなしみが落おちるのに 足元あしもとを見みてばかり
思おもい出では錆さびるから
星空ほしぞら 見上みあげたくなった

本能ほんのうから応答おうとうせよ
ねえ どうして恐おそれてばかりなの?
たった一度いちどきりの人間にんげんらしさをいつも抱かかえながら生いきてる

dear, deer
私わたしに生うまれた
理由りゆう一ひとつも持もっていなくたって
月日つきひは流ながれ
いつか現在げんざいを語かたる

心こころのまま 在あるがまま
在あるのにも妙みょうに疲つかれちゃって
闇やみに紛まぎれても
光ひかりを探さがすでしょう

排気はいきガス
コンクリートの上うえ
6巻かんのずっとない漫画まんがの様ような
僕ぼくの運命うんめいだけど
いざ 一ひとっ飛とび
さあ 一ひとっ飛とび

どんな当あたり前まえの人間にんげんらしさを
いつも抱かかえたまま生いきてる?

dear, deer
孤独こどくの中なかでさえ
まだ希望きぼうを持もっていたいなんて
雨あめに打うたれて涙なみだを隠かくす

痛いたみや傷きずがあるから
人波ひとなみに泳およぎ疲つかれたって
風かぜに吹ふかれて涙なみだを乾かわかすだろう

色いろとりどりの鼓動こどう
モノクロの僕ぼく達たちを未来みらいへ
遊あそび疲つかれた頃ころ また会あおう
dear, deer