INORI 歌詞 Atomic Skipper ふりがな付

スピードを上あげて
この喧騒けんそうを振ふり切きって
君きみの街まちの灯あかりは流ながれて光線こうせんになった

波長はちょうを合あわせて
言葉ことばでは遅おそすぎるから
感覚かんかくを研とぎ澄すまして
感性かんせいを解とき放はなって

聴きこえてくるんだよ
口くちに出ださなくても
君きみが蓋ふたをした
心こころの声こえが

ほら、もう出発しゅっぱつの時刻じこくだ

旅たびして、明あかりを灯ともして
祈いのりよ届とどいて、僕ぼくらを発あばいて
あの時ときにちゃんと言いえばよかった?
あの日ひに戻もどれたらそれでいいかって?
戻もどれない過去かこがこれで本当ほんとうに良よかった

無なくして、その度たび気きづいて
僕ぼくたちはただひたすら探さがしてる
たった一瞬いっしゅんで全すべてが報むくわれるそんな夜よるを

限かぎりある正解せいかいの範囲はんい内うちで
新あたらしいを貪むさぼる
まるで
怪獣かいじゅうになったみたいだ
回転かいてんした僕ぼくの視界しかいは
いつかの景色けしきに還かえった

あの時とき感かんじた正体しょうたい不明ふめいの
気持きもちに名前なまえはつけられないけど

ほら、もう出発しゅっぱつの時刻じこくだ

旅たびして、身体中からだじゅう巡めぐって
祈いのりよ馴染なじんで、僕ぼくらに宿やどって
話はなしたい事ことはこれじゃなかった
本当ほんとうは言いいたい事ことがあったんだ
戻もどりたい過去かこがこれで本当ほんとうによかった?

旅たびして、その度たび紡つむいで
僕ぼくたちはまた求もとめてしまうのさ
たった一瞬いっしゅんで全すべてが報むくわれるこんな夜よるを

スピードを上あげて
この喧騒けんそうを振ふり切きって
君きみの街まちの灯あかりは流ながれて光線こうせんになった