影かげを伸のばす太陽たいようと それに惚ほれる月つきの上うえで
暴あばれ狂くるう海うみは逆さかさ ほら ざんざん水面すいめんに落おちてく
星ほしたちの涙なみだと 急降下きゅうこうかするかもめと
口ぐちをあけて待まっている 飢うえたくじらが四よん匹ひき
風ふうをくぐった少年しょうねんが 壊こわれかけの筏いかだをこぎ
明日あしたも明後日あさってもその明日あしたも おんなじ歌うたを口くちにする
わからないことだらけでも 飛とぶのをやめないかもめと
面白おもしろがってヤジを飛とばす 愉快ゆかいなくじらが四よん匹ひき
夢ゆめも 愛あいも その物語ものがたりも
僕ぼくらの手ての上うえにある
唾つばを吐はきロープを引ひっ張ぱる
意味いみなんてないのさ ここにあるのは
恐怖きょうふ 焦あせり それに抗あらがう 僕ぼくらだけだ
僕ぼくらだけだ
そして君きみが そして君きみがいる
舵かじを握にぎった老人ろうじんは 食たべ飽あきたはずの愛あいを追おう
微笑ほほえむ海うみは今いまは静しずか かんかん照でりに焼やかれて
天国てんごくに近ちかい場所ばしょ 急上昇きゅうじょうしょうするかもめと
口くちを開あけて待まちぼうけ 歌うたい出だすくじらが四よん匹ひき
影kageをwo伸noばすbasu太陽taiyouとto それにsoreni惚hoれるreru月tsukiのno上ueでde
暴abaれre狂kuruうu海umiはha逆sakaさsa ほらhora ざんざんzanzan水面suimenにni落oちてくchiteku
星hoshiたちのtachino涙namidaとto 急降下kyuukoukaするかもめとsurukamometo
口guchiをあけてwoakete待maっているtteiru 飢uえたくじらがetakujiraga四yon匹hiki
風fuuをくぐったwokugutta少年syounenがga 壊kowaれかけのrekakeno筏ikadaをこぎwokogi
明日ashitaもmo明後日asatteもそのmosono明日ashitaもmo おんなじonnaji歌utaをwo口kuchiにするnisuru
わからないことだらけでもwakaranaikotodarakedemo 飛toぶのをやめないかもめとbunowoyamenaikamometo
面白omoshiroがってgatteヤジyajiをwo飛toばすbasu 愉快yukaiなくじらがnakujiraga四yon匹hiki
夢yumeもmo 愛aiもmo そのsono物語monogatariもmo
僕bokuらのrano手teのno上ueにあるniaru
唾tsubaをwo吐haきkiロroープpuをwo引hiっxtu張paるru
意味imiなんてないのさnantenainosa ここにあるのはkokoniarunoha
恐怖kyoufu 焦aseりri それにsoreni抗aragaうu 僕bokuらだけだradakeda
僕bokuらだけだradakeda
そしてsoshite君kimiがga そしてsoshite君kimiがいるgairu
舵kajiをwo握nigiったtta老人roujinはha 食taべbe飽aきたはずのkitahazuno愛aiをwo追oうu
微笑hohoeむmu海umiはha今imaはha静shizuかka かんかんkankan照deりにrini焼yaかれてkarete
天国tengokuにni近chikaいi場所basyo 急上昇kyuujousyouするかもめとsurukamometo
口kuchiをwo開aけてkete待maちぼうけchibouke 歌utaいi出daすくじらがsukujiraga四yon匹hiki