星のブルペン 歌詞 フラワーカンパニーズ ふりがな付

古ふるい本ほんに挟はさまれた 押おし花ばなのスミレの色いろ
アクリル絵えの具ぐじゃでない 絶妙ぜつみょうなくすみ方かた
どれだけの瞬間しゅんかんを くぐり抜ぬけてきたんだろう
サイレンをとりまく炎ほのお 消火栓しょうかせんの水みずしぶき

ジョン・べルーシが歌うたうのは 砂場すなばの中なかに光ひかる太陽たいよう
かさついた唇くちびるの赤あか 踊おどれない少年しょうねんの朝あさ
騒さわがしい季節きせつを過すぎ ナイロンジャケットの袖そでを通とおす
吐はく息いきのあたたかさで 君きみを溶とかしてしまいたい

ここはきっと 銀河ぎんがの果はて 広ひろい宇宙うちゅうの 裸はだかの声こえ

日々ひびを織おりなすリズム 月つきの灯あかりとプリズム
冷さめたコーヒーを飲のんで 記憶きおくの彼方かなたへと
何度なんども生うまれては死しぬ ピアノの部屋へやと赤あかいバイエル
ラミダスのあご ルーシーの足あし 悠久ゆうきゅうの時ときのそば 悠久ゆうきゅうの時ときの空そら

ここはきっと 銀河ぎんがの果はて 広ひろい宇宙うちゅうの 裸はだかの声こえ
僕ぼくらきっと 銀河ぎんがの汗あせ 暗くらい宇宙うちゅうの 真綿まわたの夢ゆめ
広ひろい宇宙うちゅうの 真綿まわたの夢ゆめ