海を見つめる日 歌詞 手嶌葵 ふりがな付

悲かなしい顔かおをしないで 青あおい海うみを見みているだけ
少すこし塩しおからい風かぜに吹ふかれたいだけよ
つま先さきで歩あるく 貝殻かいがらの砂浜すなはま
あの時ときの歌うたが聴きこえる

私わたしの手てをとって 素敵すてきなワルツを
ねぇ教おしえて

スカートを膨ふくらませ 踊おどりましょう 全すべてを忘わすれて
美うつくしい詩しの様ような この時ときを 貴方あなたと居いよう


空色そらいろのセーターが私わたしの背中せなかを包つつんで
少すこし冷つめたい体からだを温あたためてくれる

暮くれる太陽たいよう 輝かがやく冷つめたい海うみは
深ふかい悲かなしみを引ひき受うけてくれる

お家うちに帰かえりましょう 指ゆびを絡からませ
頬ほほを寄よせたまま

スカートを膨ふくらませ 踊おどりましょう 悲かなしみと共ともに
美うつくしい詩しの様ように この時ときを 抱だきしめましょう
抱だきしめましょう