花はなよ夢ゆめよ まだ散ちらぬなら ただ一片ひとひら
けして消きえることのない 光ひかりを宿やどらせ賜たまえ
仰あおぎ見みる篝火かがりび 終ついの先さき 何処いずこに
焚たき燻くすぶる心こころは誰たが為ため 捧ささげればいいというのか
酌くみ交かわした杯さかずきの契ちぎり
あの日々ひびは二度にどと帰かえらずとも
花はなよ夢ゆめよ まだ散ちらぬなら ただ一片ひとひら
けして消きえることのない 光ひかりを宿やどらせ賜たまえ
其それは語かたり受うけ継つがれゆく 意志いし 尊とうとく
いつか我わが身朽みくちるまで その誓ちかいを果はたすまで
眺ながむるは幻まぼろし 宿命負さだめおう背中せなかに
もはや未練みれんだと知しりながら 流転るてんの世よ 惑まどいめされど
楔くさびのよう 胸打むねうち貫つらぬかれた
揺ゆるぎなき決意けつい その生いき様ざま
花はなよ夢ゆめよ 枯かれ落おちるなら 銀ぎんの夜よるへ
たとえ記憶褪きおくあせるとも 美うつくしさ咲さかせ賜たまえ
別わかれ憂うれう哀あいの調しらべに 絆きずなを馳はせ
詠うたい続つづくかぎりまた 巡めぐりあえる
過去かこの景色けしきに 残のこす願ねがいは
流ながるる涙なみだで 虹にじを描えがいて
嗚呼ああ 季節きせつを越こえて 色鮮いろあざやかなる
誓花ちかいばな 一輪いちりん 心こころに挿さして
花はなよ夢ゆめよ 舞まい踊おどるなら いと眩まばゆく
風かぜよ天そらよ 遥はるかなる想おもいに抱だかれ
花はなよ夢ゆめよ まだ散ちらぬなら ただ一片ひとひら
けして消きえることのない 光ひかりを宿やどらせ賜たまえ
其それは語かたり受うけ継つがれゆく 意志いし 尊とうとく
いつか我わが身朽みくちるまで その誓ちかいを果はたすまで
花hanaよyo夢yumeよyo まだmada散chiらぬならranunara ただtada一片hitohira
けしてkeshite消kiえることのないerukotononai 光hikariをwo宿yadoらせrase賜tamaえe
仰aoぎgi見miるru篝火kagaribi 終tsuiのno先saki 何処izukoにni
焚taきki燻kusubuるru心kokoroはha誰taがga為tame 捧sasaげればいいというのかgerebaiitoiunoka
酌kuみmi交kaわしたwashita杯sakazukiのno契chigiりri
あのano日々hibiはha二度nidoとto帰kaeらずともrazutomo
花hanaよyo夢yumeよyo まだmada散chiらぬならranunara ただtada一片hitohira
けしてkeshite消kiえることのないerukotononai 光hikariをwo宿yadoらせrase賜tamaえe
其soれはreha語kataりri受uけke継tsuがれゆくgareyuku 意志ishi 尊toutoくku
いつかitsuka我waがga身朽mikuちるまでchirumade そのsono誓chikaいをiwo果haたすまでtasumade
眺nagaむるはmuruha幻maboroshi 宿命負sadameoうu背中senakaにni
もはやmohaya未練mirenだとdato知shiりながらrinagara 流転rutenのno世yo 惑madoいめされどimesaredo
楔kusabiのようnoyou 胸打muneuちchi貫tsuranuかれたkareta
揺yuるぎなきruginaki決意ketsui そのsono生iきki様zama
花hanaよyo夢yumeよyo 枯kaれre落oちるならchirunara 銀ginのno夜yoruへhe
たとえtatoe記憶褪kiokuaせるともserutomo 美utsukuしさshisa咲saかせkase賜tamaえe
別wakaれre憂ureうu哀aiのno調shiraべにbeni 絆kizunaをwo馳haせse
詠utaいi続tsuduくかぎりまたkukagirimata 巡meguりあえるriaeru
過去kakoのno景色keshikiにni 残nokoすsu願negaいはiha
流nagaruるru涙namidaでde 虹nijiをwo描egaいてite
嗚呼aa 季節kisetsuをwo越koえてete 色鮮iroazaやかなるyakanaru
誓花chikaibana 一輪ichirin 心kokoroにni挿saしてshite
花hanaよyo夢yumeよyo 舞maいi踊odoるならrunara いとito眩mabayuくku
風kazeよyo天soraよyo 遥haruかなるkanaru想omoいにini抱daかれkare
花hanaよyo夢yumeよyo まだmada散chiらぬならranunara ただtada一片hitohira
けしてkeshite消kiえることのないerukotononai 光hikariをwo宿yadoらせrase賜tamaえe
其soれはreha語kataりri受uけke継tsuがれゆくgareyuku 意志ishi 尊toutoくku
いつかitsuka我waがga身朽mikuちるまでchirumade そのsono誓chikaいをiwo果haたすまでtasumade