旅たびのこころを ひかれるままに
いつかおぼえた 浪花節なにわぶし
恋こいの傷いたみを 翼つばさに抱だいて
飛とべば淋さびしい 山やまや川かわ
あ…… あ……ん
涙一ひとふし 渡わたり鳥とり
のどの渋しぶさは 母かあさんゆずり
空そらの星ほしさえ 聞きき惚ほれる
今いまじゃ故郷こきょうの 噂うわさが遠とおい
風かぜにきいても わからない
あ…… あ……ん
未練三味線みれんしゃみせん 渡わたり鳥とり
秋あきの関東かんとう 吹雪ふぶきの越後えちご
どこで迎むかえる お正月しょうがつ
のれん酒場さかばの お客きゃくに呼よばれ
つもる苦労くろうの ひき語かたり
あ…… あ……ん
意地いじがささえの 渡わたり鳥とり
旅tabiのこころをnokokorowo ひかれるままにhikarerumamani
いつかおぼえたitsukaoboeta 浪花節naniwabushi
恋koiのno傷itaみをmiwo 翼tsubasaにni抱daいてite
飛toべばbeba淋sabiしいshii 山yamaやya川kawa
あa…… あa……んn
涙一hitoふしfushi 渡wataりri鳥tori
のどのnodono渋shibuさはsaha 母kaaさんゆずりsanyuzuri
空soraのno星hoshiさえsae 聞kiきki惚hoれるreru
今imaじゃja故郷kokyouのno 噂uwasaがga遠tooいi
風kazeにきいてもnikiitemo わからないwakaranai
あa…… あa……んn
未練三味線mirensyamisen 渡wataりri鳥tori
秋akiのno関東kantou 吹雪fubukiのno越後echigo
どこでdokode迎mukaえるeru おo正月syougatsu
のれんnoren酒場sakabaのno おo客kyakuにni呼yoばれbare
つもるtsumoru苦労kurouのno ひきhiki語kataりri
あa…… あa……んn
意地ijiがささえのgasasaeno 渡wataりri鳥tori