レド 歌詞 須田景凪 ふりがな付

宙ちゅうに舞まった 幸しあわせなんて
此処ここには今いまもない様ようだ
気付きづいたら色いろを増ましていく
その度たびに思おもい知しった

想そうに酔よった 思おもい出でなんて
個々ここでは意味いみもない様ようだ
言葉ことばは街まちを彷徨さまよっているんだ

相反あいはんした瞳ひとみは ただひとつの証明しょうめいだ
いつまでも この日々ひびに囚とらわれて
あなたが口くちにした 言葉ことばは今頃いまごろ
息いきをして歩あるくのだろう

この街まちは懊悩おうのうと言葉ことばを着飾きかざる 曖昧あいまいな夢ゆめばかり見みてる
ずっと 目めを閉とじていた 映うつる朱あかが愛いとおしくて
感情かんじょうとまた手てを重かさねて 後悔こうかいは夜よるを這はうばかり
たった 今いま 気付きづいたんだ 正解せいかいなどないな

とうに散ちった 結末けつまつなんて
誰だれも望のぞんでない様ようだ
気付きづいたら色いろを失うしなった
その度たびに思おもい知しった

頬ほほに寄よった 優やさしさなんて
涸かれた花はなを抱いだく様ようだ
言葉ことばは街まちを彷徨さまよっているんだ

肩越かたごしのおぼろは ただひとりの情景じょうけいだ
どこまでも あの夜よるに呪のろわれて
あなたが耳みみにした 鈴すずの音ねは今頃いまごろ
さよならと笑わらうのだろう

この街まちは迷妄めいもうな夜更よふけを彩いろどる 簡単かんたんな嘘うそを抱だき締しめる
ずっと 背せを向むけていた 迫せまる青あおが恐おそろしくて
生活せいかつはため息いきの底そこへ 不格好ぶかっこうな夢ゆめを追おうばかり
きっと まだ 足たりないな

悪戯いたずらに毎日まいにちを眺ながめては
ずっと その姿すがたが味気あじけなくて
触さわれない愛あいの形かたちが滲にじむなら
きっと 寄より添そいながら話はなしがしたいな

あなたが口くちにした 言葉ことばは今頃いまごろ
息いきをして歩あるくのだろう

この街まちは懊悩おうのうと言葉ことばを着飾きかざる 曖昧あいまいな夢ゆめばかり見みてる
ずっと 目めを閉とじていた 映うつる朱あかが愛いとおしくて
感情かんじょうとまた手てを重かさねて 後悔こうかいは夜よるを這はうばかり
たった 今いま 気付きづいたんだ 正解せいかいなどないな