誰だれを軸じくに世界せかいは回まわる? 回まわる方ほうに何なにがある?
誰だれの引力いんりょくが何なにを統すべる? 抵抗ていこうを忘わすれて
今日きょうもまた 繰くり返かえされる劇場げきじょうは
僕ぼくを忘わすれて 幕まくが上あがってく
どうして何時迄いつまでも僕ぼくは遠とおく
客席きゃくせきの一部いちぶに隠かくれるのか
何なにを讃たたえて意味いみなどない
拍手はくしゅを虚むなしく鳴ならしているのか
無数むすうの細ほそい糸いとは絡からみ 大おおきな傷跡きずあとを落おとす
乾かわいた歪いびつな手てを重かさね それぞれは薄うすれる
前まえならえ その声こえは空気くうきに混まざり
僕ぼくはひとり ずっと立たち止どまっていた
何故なぜ
もしも
何度逸なんどそらしたか
まだ、僕ぼくは
どうして何時迄いつまでも僕ぼくは深ふかく
その目めの意味いみを飲のみ込こんでいくのか
何なにを守まもって荊いばらも無ない
道みちだけを選えらんで歩あるいているのか
何なにかの模範もはんに なりたくない
敷しかれたような レールの上うえ 並ならびたくなくて
それでも
自分じぶんで作つくるのを 怖こわがったんだ
臆病おくびょうさを 勘違かんちがいして 抱かかえ込こんだ
捨すてられたはずなのに
どうして何時いつからか僕ぼくは弱よわく
君きみの視線しせんから逃にげていたのか?
何度なんど、何度なんどでも君きみのもとへ
この手てを伸のばすだけ
なのに
止とまって、届とどいて
僕ぼくの声こえが
どこまでも響ひびくほど鳴なったなら
君きみを救すくってあげられただろう
拍手はくしゅを掻かき消けした
あの夕暮ゆうぐれに
誰dareをwo軸jikuにni世界sekaiはha回mawaるru? 回mawaるru方houにni何naniがあるgaaru?
誰dareのno引力inryokuがga何naniをwo統suべるberu? 抵抗teikouをwo忘wasuれてrete
今日kyouもまたmomata 繰kuりri返kaeされるsareru劇場gekijouはha
僕bokuをwo忘wasuれてrete 幕makuがga上aがってくgatteku
どうしてdoushite何時迄itsumadeもmo僕bokuはha遠tooくku
客席kyakusekiのno一部ichibuにni隠kakuれるのかrerunoka
何naniをwo讃tataえてete意味imiなどないnadonai
拍手hakusyuをwo虚munaしくshiku鳴naらしているのかrashiteirunoka
無数musuuのno細hosoいi糸itoはha絡karaみmi 大ooきなkina傷跡kizuatoをwo落oとすtosu
乾kawaいたita歪ibitsuなna手teをwo重kasaねne それぞれはsorezoreha薄usuれるreru
前maeならえnarae そのsono声koeはha空気kuukiにni混maざりzari
僕bokuはひとりhahitori ずっとzutto立taちchi止doまっていたmatteita
何故naze
もしもmoshimo
何度逸nandosoらしたかrashitaka
まだmada、僕bokuはha
どうしてdoushite何時迄itsumadeもmo僕bokuはha深fukaくku
そのsono目meのno意味imiをwo飲noみmi込koんでいくのかndeikunoka
何naniをwo守mamoってtte荊ibaraもmo無naいi
道michiだけをdakewo選eraんでnde歩aruいているのかiteirunoka
何naniかのkano模範mohanにni なりたくないnaritakunai
敷shiかれたようなkaretayouna レreールruのno上ue 並naraびたくなくてbitakunakute
それでもsoredemo
自分jibunでde作tsukuるのをrunowo 怖kowaがったんだgattanda
臆病okubyouさをsawo 勘違kanchigaいしてishite 抱kakaえe込koんだnda
捨suてられたはずなのにteraretahazunanoni
どうしてdoushite何時itsuからかkaraka僕bokuはha弱yowaくku
君kimiのno視線shisenからkara逃niげていたのかgeteitanoka?
何度nando、何度nandoでもdemo君kimiのもとへnomotohe
このkono手teをwo伸noばすだけbasudake
なのにnanoni
止toまってmatte、届todoいてite
僕bokuのno声koeがga
どこまでもdokomademo響hibiくほどkuhodo鳴naったならttanara
君kimiをwo救sukuってあげられただろうtteageraretadarou
拍手hakusyuをwo掻kaきki消keしたshita
あのano夕暮yuuguれにreni