千曲川 歌詞
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花はなびらを
そっと浮うかべて
泣ないたひと
忘わすれな草ぐさに
かえらぬ初恋こいを
想おもい出ださせる
信濃しなのの旅路たびよ
明日あすはいずこか
浮うき雲ぐもに
煙けむりたなびく
浅間山あさまやま
呼よべどはるかに
都みやこは遠とおく
秋あきの風立かぜたつ
すすきの径みちよ
一人ひとりたどれば
草笛くさぶえの
音ねいろ哀かなしき
千曲川ちくまがわ
よせるさざ波なみ
くれゆく岸きしに
里さとの灯ひともる
信濃しなのの旅路たびよ
馬骨
2022/04/12 06:07
雄大な千曲川が移り行く人の世を映している・・水の流れに浮草をそっと浮かべて泣いた人・・勿忘草に帰らぬ恋を、思い出させる信濃の旅・・呼べど遥かに都は遠く・・秋風立つ芒の道を一人行けば・・草笛の音哀しき千曲川・・寄せるさざ波暮れ行く岸に、里の灯点る信濃路の旅・・星影哀しく川面を照らす・・