花はなびらが
散ちったあとの
桜さくらがとても
冷つめたくされるように
誰だれにも
心こころの片隅かたすみに
見みせたくはないものが
あるよね
だけど
人ひとを愛あいしたら
誰だれでも心こころのとびらを
閉しめ忘わすれては
傷きずつき
そして傷きずつけて
ひきかえすことの
出来できない人生じんせいに気きがつく
やさしかった恋人達こいびとたちよ
ふり返かえるのはやめよう
時ときの流ながれを
背中せなかで感かんじて
夕焼ゆうやけに
涙なみだすればいい
誰だれかを
愛あいしたその日ひには
たとえばちっぽけな
絵葉書えはがきにも心こころが動うごき
愛あいをなくした
その日ひには
街角まちかどの唄うたにも
ふと 足あしを止とめたりする
風かぜよ
季節きせつの訪おとずれを
告つげたら 淋さみしい人ひとの
心こころに吹ふけ
そして
めぐる季節きせつよ
その愛あいを拾ひろって
終おわりない物語ものがたりを作つくれ
やさしかった恋人達こいびとたちよ
ささやかなこの人生じんせいを
喜よろこびとか
悲かなしみとかの言葉ことばで
決きめてほしくはない
花hanaびらがbiraga
散chiったあとのttaatono
桜sakuraがとてもgatotemo
冷tsumeたくされるようにtakusareruyouni
誰dareにもnimo
心kokoroのno片隅katasumiにni
見miせたくはないものがsetakuhanaimonoga
あるよねaruyone
だけどdakedo
人hitoをwo愛aiしたらshitara
誰dareでもdemo心kokoroのとびらをnotobirawo
閉shiめme忘wasuれてはreteha
傷kizuつきtsuki
そしてsoshite傷kizuつけてtsukete
ひきかえすことのhikikaesukotono
出来dekiないnai人生jinseiにni気kiがつくgatsuku
やさしかったyasashikatta恋人達koibitotachiよyo
ふりfuri返kaeるのはやめようrunohayameyou
時tokiのno流nagaれをrewo
背中senakaでde感kanじてjite
夕焼yuuyaけにkeni
涙namidaすればいいsurebaii
誰dareかをkawo
愛aiしたそのshitasono日hiにはniha
たとえばちっぽけなtatoebachippokena
絵葉書ehagakiにもnimo心kokoroがga動ugoきki
愛aiをなくしたwonakushita
そのsono日hiにはniha
街角machikadoのno唄utaにもnimo
ふとfuto 足ashiをwo止toめたりするmetarisuru
風kazeよyo
季節kisetsuのno訪otozuれをrewo
告tsuげたらgetara 淋samiしいshii人hitoのno
心kokoroにni吹fuけke
そしてsoshite
めぐるmeguru季節kisetsuよyo
そのsono愛aiをwo拾hiroってtte
終oわりないwarinai物語monogatariをwo作tsukuれre
やさしかったyasashikatta恋人達koibitotachiよyo
ささやかなこのsasayakanakono人生jinseiをwo
喜yorokoびとかbitoka
悲kanaしみとかのshimitokano言葉kotobaでde
決kiめてほしくはないmetehoshikuhanai