誰だれを待まつやら
赤あかちょうちんが
あほな顔かおして 揺ゆれている
浮うかれ囃子ばやしの
どこが ええねん
言いわれても
つくして仇あだになるやなし
あんたは うちの
浪花灯なにわあかりや 春灯はるあかり
虫むしを封ふうじて 浮気うわきの虫むしを
両手合りょうてあわせる 法善寺ほうぜんじ
愚痴ぐちをならべて
並ならべきれずに 泣なき笑わらい
なんぼのもんや 苦労くろうなど
あんたは うちの
浪花灯なにわあかりや 恋灯こいあかり
ふたり寄よせても 一人前いちにんまえや
背せのびしたって
きりがない
にごり水みずでも
こまんじゃこさえ
生いきてゆく
気きばれば いつか夢ゆめも咲さく
あんたは うちの
浪花灯なにわあかりや 春灯はるあかり
誰dareをwo待maつやらtsuyara
赤akaちょうちんがchouchinga
あほなahona顔kaoしてshite 揺yuれているreteiru
浮uかれkare囃子bayashiのno
どこがdokoga ええねんeenen
言iわれてもwaretemo
つくしてtsukushite仇adaになるやなしninaruyanashi
あんたはantaha うちのuchino
浪花灯naniwaakaりやriya 春灯haruakaりri
虫mushiをwo封fuuじてjite 浮気uwakiのno虫mushiをwo
両手合ryouteaわせるwaseru 法善寺houzenji
愚痴guchiをならべてwonarabete
並naraべきれずにbekirezuni 泣naきki笑waraいi
なんぼのもんやnanbonomonya 苦労kurouなどnado
あんたはantaha うちのuchino
浪花灯naniwaakaりやriya 恋灯koiakaりri
ふたりfutari寄yoせてもsetemo 一人前ichininmaeやya
背seのびしたってnobishitatte
きりがないkiriganai
にごりnigori水mizuでもdemo
こまんじゃこさえkomanjakosae
生iきてゆくkiteyuku
気kiばればbareba いつかitsuka夢yumeもmo咲saくku
あんたはantaha うちのuchino
浪花灯naniwaakaりやriya 春灯haruakaりri