(セリフ)
「本当ほんとうの職人仕事しょくにんしごとは
血ちを絞しぼり骨ほねを削けずって
得えるものだ
(セリフ)
がんばろうぜ!
なあ さぶよ」
ぐずと わらわれ
あほうと呼よばれ
耐たえた修業しゅぎょうの
日蔭道ひかげみち
だれもわかっちゃ
くれないけれど
曲まげてくれるな
さぶよ さぶ
人ひとも通かよわぬ
山奥やまおくに
咲さいた紅葉もみじの
こころ意気いき
(セリフ)
「ぐずで いいじゃないか
言いわせておけよ
(セリフ)
じっくり生いきる
辛抱しんぼうと正直しょうじきが
(セリフ)
おまえの宝たからだ
なあ さぶよ」
腕うでがものゆう
職人稼業しょくにんかぎょう
やぼな身みなりを
気きにするな
それで いいんだ
人間にんげんらしく
生いきておくれよ
さぶよ さぶ
亀かめが兎うさぎに
走はしり勝かつ
おとぎ話ばなしを
信しんじよう
(セリフ)
「人間にんげんのいるところ
悪あくと善ぜんがある
(セリフ)
時間じかんはかかっても
必かならず善ぜんが勝かつ
(セリフ)
そう信しんじないことには
生いきちゃ行いけねえよ
なあ さぶよ」
たまにゃおまえも
自分じぶんのことを
めんどう みろよと
さとしたら
背せなかまるめて
頭あたまをかいて
どこへ行いくのか
さぶよ さぶ
俺おれが女おんなで
あったなら
きっと おまえに
惚ほれるだろう
(セリフserifu)
「本当hontouのno職人仕事syokuninshigotoはha
血chiをwo絞shiboりri骨honeをwo削kezuってtte
得eるものだrumonoda
(セリフserifu)
がんばろうぜganbarouze!
なあnaa さぶよsabuyo」
ぐずとguzuto わらわれwaraware
あほうとahouto呼yoばれbare
耐taえたeta修業syugyouのno
日蔭道hikagemichi
だれもわかっちゃdaremowakatcha
くれないけれどkurenaikeredo
曲maげてくれるなgetekureruna
さぶよsabuyo さぶsabu
人hitoもmo通kayoわぬwanu
山奥yamaokuにni
咲saいたita紅葉momijiのno
こころkokoro意気iki
(セリフserifu)
「ぐずでguzude いいじゃないかiijanaika
言iわせておけよwaseteokeyo
(セリフserifu)
じっくりjikkuri生iきるkiru
辛抱shinbouとto正直syoujikiがga
(セリフserifu)
おまえのomaeno宝takaraだda
なあnaa さぶよsabuyo」
腕udeがものゆうgamonoyuu
職人稼業syokuninkagyou
やぼなyabona身miなりをnariwo
気kiにするなnisuruna
それでsorede いいんだiinda
人間ningenらしくrashiku
生iきておくれよkiteokureyo
さぶよsabuyo さぶsabu
亀kameがga兎usagiにni
走hashiりri勝kaつtsu
おとぎotogi話banashiをwo
信shinじようjiyou
(セリフserifu)
「人間ningenのいるところnoirutokoro
悪akuとto善zenがあるgaaru
(セリフserifu)
時間jikanはかかってもhakakattemo
必kanaraずzu善zenがga勝kaつtsu
(セリフserifu)
そうsou信shinじないことにはjinaikotoniha
生iきちゃkicha行iけねえよkeneeyo
なあnaa さぶよsabuyo」
たまにゃおまえもtamanyaomaemo
自分jibunのことをnokotowo
めんどうmendou みろよとmiroyoto
さとしたらsatoshitara
背seなかまるめてnakamarumete
頭atamaをかいてwokaite
どこへdokohe行iくのかkunoka
さぶよsabuyo さぶsabu
俺oreがga女onnaでde
あったならattanara
きっとkitto おまえにomaeni
惚hoれるだろうrerudarou