流ながれる雲くもの
移うつり気ぎよりも
動うごかぬ山やまの
雪化粧ゆきげしょう
ガンコ印じるしの
野良着のらぎをまとい
生いきる師匠おやじの
横顔よこがおに
おれは男おとこの
山やまをみた
おれもなりたい
山やまをみた
けわしい山やまに
登のぼってみたい
自分じぶんの道みちを
極きわめたい
それは男おとこの
見果みはてぬ夢ゆめか
山やまに登のぼれば
その山やまの
山やまの向むこうに
待まっている
山やまの深ふかさを
知しるばかり
目先めさきのことに
うろちょろするな
昨日きのうと同おなじ
今日きょうはない
それが師匠おやじの
口癖くちぐせだった
たった一度いちどの
人生じんせいを
花はなにするのも
がまんなら
山やまにするのも
またがまん
流nagaれるreru雲kumoのno
移utsuりri気giよりもyorimo
動ugoかぬkanu山yamaのno
雪化粧yukigesyou
ガンコganko印jirushiのno
野良着noragiをまといwomatoi
生iきるkiru師匠oyajiのno
横顔yokogaoにni
おれはoreha男otokoのno
山yamaをみたwomita
おれもなりたいoremonaritai
山yamaをみたwomita
けわしいkewashii山yamaにni
登noboってみたいttemitai
自分jibunのno道michiをwo
極kiwaめたいmetai
それはsoreha男otokoのno
見果mihaてぬtenu夢yumeかka
山yamaにni登noboればreba
そのsono山yamaのno
山yamaのno向muこうにkouni
待maっているtteiru
山yamaのno深fukaさをsawo
知shiるばかりrubakari
目先mesakiのことにnokotoni
うろちょろするなurochorosuruna
昨日kinouとto同onaじji
今日kyouはないhanai
それがsorega師匠oyajiのno
口癖kuchiguseだったdatta
たったtatta一度ichidoのno
人生jinseiをwo
花hanaにするのもnisurunomo
がまんならgamannara
山yamaにするのもnisurunomo
またがまんmatagaman