(女おんなの方ほうから
通かよって行いくなんて)
心こころないとか
はしたないとか
(夜叉やしゃみたいと恐こわがる人ひとや
けものみたいと蔑さげすむ人ひとが)
わたしのまわりに
いるのです
(それでも 恋こいは
とめられなくて わたし)
今宵こよいも 夜道よみちを歩あるきます
水恋みずこいしさに 川辺かわべに群むれる
螢ほたるのあかり 貸かしとくれ
ここからほんの
十分じゅっぷんばかり
歩あるいて通かようその間あいだ
わたしの足あるもと
照てらしておくれ
ホーホー螢ほたる ホの字じの螢ほたる
螢ほたるの提灯ちょうちん さげて行ゆく
恋こいしさだけを
ポカポカ灯ともし
夜道よみち 坂道さかみち 暗くらい道みち
この身みを焦こがす
切せつなさならば
螢ほたるとおなじ 恋こいおんな
せめても月つきが
十三夜じゅうさんやなら
迷まよいもせずに行いけるけど
わたしの勝手かってを
許ゆるしておくれ
ホーホー螢ほたる ホの字じの螢ほたる
螢ほたるの提灯ちょうちん さげて行ゆく
恋こいしさだけを
ポカポカ灯ともし
夜道よみち 坂道さかみち 暗くらい道みち
(ありがとう
もうお帰かえんなさいな)
あんたの恋こいに光ひかりなさい
(わたし 帰かえりは)
Mmウー… 夜明よあけです
Wowウオー wowウオー… 夜明よあけです
Anアン haハンn… 夜明よあけです
(女onnaのno方houからkara
通kayoってtte行iくなんてkunante)
心kokoroないとかnaitoka
はしたないとかhashitanaitoka
(夜叉yasyaみたいとmitaito恐kowaがるgaru人hitoやya
けものみたいとkemonomitaito蔑sagesuむmu人hitoがga)
わたしのまわりにwatashinomawarini
いるのですirunodesu
(それでもsoredemo 恋koiはha
とめられなくてtomerarenakute わたしwatashi)
今宵koyoiもmo 夜道yomichiをwo歩aruきますkimasu
水恋mizukoiしさにshisani 川辺kawabeにni群muれるreru
螢hotaruのあかりnoakari 貸kaしとくれshitokure
ここからほんのkokokarahonno
十分juppunばかりbakari
歩aruいてite通kayoうそのusono間aida
わたしのwatashino足aruもとmoto
照teらしておくれrashiteokure
ホhoーホhoー螢hotaru ホhoのno字jiのno螢hotaru
螢hotaruのno提灯chouchin さげてsagete行yuくku
恋koiしさだけをshisadakewo
ポカポカpokapoka灯tomoしshi
夜道yomichi 坂道sakamichi 暗kuraいi道michi
このkono身miをwo焦koがすgasu
切setsuなさならばnasanaraba
螢hotaruとおなじtoonaji 恋koiおんなonna
せめてもsemetemo月tsukiがga
十三夜juusanyaならnara
迷mayoいもせずにimosezuni行iけるけどkerukedo
わたしのwatashino勝手katteをwo
許yuruしておくれshiteokure
ホhoーホhoー螢hotaru ホhoのno字jiのno螢hotaru
螢hotaruのno提灯chouchin さげてsagete行yuくku
恋koiしさだけをshisadakewo
ポカポカpokapoka灯tomoしshi
夜道yomichi 坂道sakamichi 暗kuraいi道michi
(ありがとうarigatou
もうおmouo帰kaeんなさいなnnasaina)
あんたのantano恋koiにni光hikaりなさいrinasai
(わたしwatashi 帰kaeりはriha)
Mmû… 夜明yoaけですkedesu
Wowuô wowuô… 夜明yoaけですkedesu
Anan hahann… 夜明yoaけですkedesu