風かぜよ風かぜ
山背やませの風かぜよ
伝つたえてよ
私わたしが待まってると
ひと夜よの恋こいに
身みを焦こがされて
女おんながひとり
塩屋崎しおやざき
あの日ひの船ふねを
泣なきしめて
波なみよ波なみ
重かさなる波なみよ
伝つたえてよ
信しんじて待まってると
夜毎よごとの夢ゆめに
枕まくらをぬらし
覚さめては辿たどる
塩屋崎しおやざき
あなたの歌うたを
口くちずさむ
鳥とりよ鳥とり
沖おきゆく鳥とりよ
届とどけてよ
私わたしの夢ゆめを
あなたを案あんじ
この身みに代かえて
ご無事ぶじを祈いのり
塩屋崎しおやざき
みだれる黒髪かみを
指ゆびに巻まく
風kazeよyo風kaze
山背yamaseのno風kazeよyo
伝tsutaえてよeteyo
私watashiがga待maってるとtteruto
ひとhito夜yoのno恋koiにni
身miをwo焦koがされてgasarete
女onnaがひとりgahitori
塩屋崎shioyazaki
あのano日hiのno船funeをwo
泣naきしめてkishimete
波namiよyo波nami
重kasaなるnaru波namiよyo
伝tsutaえてよeteyo
信shinじてjite待maってるとtteruto
夜毎yogotoのno夢yumeにni
枕makuraをぬらしwonurashi
覚saめてはmeteha辿tadoるru
塩屋崎shioyazaki
あなたのanatano歌utaをwo
口kuchiずさむzusamu
鳥toriよyo鳥tori
沖okiゆくyuku鳥toriよyo
届todoけてよketeyo
私watashiのno夢yumeをwo
あなたをanatawo案anじji
このkono身miにni代kaえてete
ごgo無事bujiをwo祈inoりri
塩屋崎shioyazaki
みだれるmidareru黒髪kamiをwo
指yubiにni巻maくku