遠とおい 遠とおい
春はるはまだ遠とおく
風かぜに ふるえる
梅うめいちりん
空そらを ごらん
流ながれてく雲くもよ
かじかむ指ゆびで
暦こよみをめくる
「水みずの音おと 匂におい立たつ
風待草かぜまちぐさ」
誰だれよりも 誰だれよりそうさ
しあわせに
焦こがれる夢ゆめを
今日きょうも抱いだいて
来くるひとの 去さるひとの
悲かなしみも
あつめて咲さいたよ
真まっ先さきに 咲さいたよ
白しろい 白しろい
花はなは風花かざばな
それは 春呼はるよぶ
梅うめいちりん
今いまは 遥はるか
父母ちちははの家いえよ
姿見すがたみえない
うぐいすの声こえ
「日ひが暮くれる 時ときがゆく
春告草はるつげぐさ」
この冬ふゆを 越こえたらきっと
しあわせに
陽ひだまりの中なか
手てを振ふっていた
決きめた道みち 別わかれ道みち
人知ひとしれず
心こころで泣ないたよ
ひとりきり 泣ないたよ
誰だれよりも 誰だれよりそうさ
しあわせに
焦こがれる夢ゆめを
今日きょうも抱いだいて
来くるひとの 去さるひとの
悲かなしみも
あつめて咲さいたよ
真まっ先さきに 咲さいたよ
想おもい出でも 咲さいたよ
遠tooいi 遠tooいi
春haruはまだhamada遠tooくku
風kazeにni ふるえるfurueru
梅umeいちりんichirin
空soraをwo ごらんgoran
流nagaれてくreteku雲kumoよyo
かじかむkajikamu指yubiでde
暦koyomiをめくるwomekuru
「水mizuのno音oto 匂nioいi立taつtsu
風待草kazemachigusa」
誰dareよりもyorimo 誰dareよりそうさyorisousa
しあわせにshiawaseni
焦koがれるgareru夢yumeをwo
今日kyouもmo抱idaいてite
来kuるひとのruhitono 去saるひとのruhitono
悲kanaしみもshimimo
あつめてatsumete咲saいたよitayo
真maっxtu先sakiにni 咲saいたよitayo
白shiroいi 白shiroいi
花hanaはha風花kazabana
それはsoreha 春呼haruyoぶbu
梅umeいちりんichirin
今imaはha 遥haruかka
父母chichihahaのno家ieよyo
姿見sugatamiえないenai
うぐいすのuguisuno声koe
「日hiがga暮kuれるreru 時tokiがゆくgayuku
春告草harutsugegusa」
このkono冬fuyuをwo 越koえたらきっとetarakitto
しあわせにshiawaseni
陽hiだまりのdamarino中naka
手teをwo振fuっていたtteita
決kiめたmeta道michi 別wakaれre道michi
人知hitoshiれずrezu
心kokoroでde泣naいたよitayo
ひとりきりhitorikiri 泣naいたよitayo
誰dareよりもyorimo 誰dareよりそうさyorisousa
しあわせにshiawaseni
焦koがれるgareru夢yumeをwo
今日kyouもmo抱idaいてite
来kuるひとのruhitono 去saるひとのruhitono
悲kanaしみもshimimo
あつめてatsumete咲saいたよitayo
真maっxtu先sakiにni 咲saいたよitayo
想omoいi出deもmo 咲saいたよitayo