あいつ ひとりが
男おとこじゃないと
忘わすれるつもりの
旅たびでした
月つきのしずくに
泣なき濡ぬれながら
指輪ゆびわも捨すてた
はずなのに…
凍いてつく風かぜが
哭なく海鳴うみなりが
想おもいださせる
納沙布のさっぷみれん
俺おれのこころの
終着駅しゅうちゃくえきは
おまえの胸むねだと
言いった彼ひと
あんな綺麗きれいな
瞳めをしてたのに
私わたしに嘘うそを
つくなんて
はぐれ鴎かもめを
目めで追おいながら
あなた呼よんでる
納沙布のさっぷみれん
雪ゆきよ 降ふれ降ふれ
悲かなしい恋こいを
おもいで話ばなしに
できるまで
赤あかいハマナス
咲さく この町まちで
もいちど逢あいたい
抱だかれたい
また来くる春はるを
おんなの春はるを
待まってみましょか
納沙布のさっぷみれん
あいつaitsu ひとりがhitoriga
男otokoじゃないとjanaito
忘wasuれるつもりのrerutsumorino
旅tabiでしたdeshita
月tsukiのしずくにnoshizukuni
泣naきki濡nuれながらrenagara
指輪yubiwaもmo捨suてたteta
はずなのにhazunanoni…
凍iてつくtetsuku風kazeがga
哭naくku海鳴uminaりがriga
想omoいださせるidasaseru
納沙布nosappuみれんmiren
俺oreのこころのnokokorono
終着駅syuuchakuekiはha
おまえのomaeno胸muneだとdato
言iったtta彼hito
あんなanna綺麗kireiなna
瞳meをしてたのにwoshitetanoni
私watashiにni嘘usoをwo
つくなんてtsukunante
はぐれhagure鴎kamomeをwo
目meでde追oいながらinagara
あなたanata呼yoんでるnderu
納沙布nosappuみれんmiren
雪yukiよyo 降fuれre降fuれre
悲kanaしいshii恋koiをwo
おもいでomoide話banashiにni
できるまでdekirumade
赤akaいiハマナスhamanasu
咲saくku このkono町machiでde
もいちどmoichido逢aいたいitai
抱daかれたいkaretai
またmata来kuるru春haruをwo
おんなのonnano春haruをwo
待maってみましょかttemimasyoka
納沙布nosappuみれんmiren