―短夜半夏みじかよはんげ、嘘うそを眩くらむとぞ―
疑うたがうなんて浅あさましいです
陽ひのもと認みとめたあの腕うでの白しろさまで
忘わすれたら・・・凍こごえずに温あたたまるのか
一層いっそうこの侭通ままかよわないとて構かまわない
―笠かさの雪ゆきの、自然しぜんが災わざはひや―
黒くろばむ前科まえに労働はたらきます
揺ゆれては末おわりとあの夏なつの期待きたいを責せめ
仰あおいだら・・・灰色はいいろに誘いざなう娑羅双樹しゃらそうじゅ
一層いっそうこの侭繁まましげらないとて厭いとわない
何方だれかに会あえば記憶きおくを奪取ぬすまれよう
喉のどを使つかえば貴方あなたが零こぼれ出いで溢あふれよう
・・・是以上識これいじょうしりたくなどない
一層いっそうこの侭眠ままねむって居いられたら好いいのに
噫ああ! 貴方あなたの首筋くびすじが
きっと現在いまはもう真まっ白しろく透すき徹とおって居いる
―短夜半夏mijikayohange、嘘usoをwo眩kuraむとぞmutozo―
疑utagaうなんてunante浅asaましいですmashiidesu
陽hiのもとnomoto認mitoめたあのmetaano腕udeのno白shiroさまでsamade
忘wasuれたらretara・・・凍kogoえずにezuni温atataまるのかmarunoka
一層issouこのkono侭通mamakayoわないとてwanaitote構kamaわないwanai
―笠kasaのno雪yukiのno、自然shizenがga災wazahaひやhiya―
黒kuroばむbamu前科maeにni労働hataraきますkimasu
揺yuれてはreteha末owariとあのtoano夏natsuのno期待kitaiをwo責seめme
仰aoいだらidara・・・灰色haiiroにni誘izanaうu娑羅双樹syarasouju
一層issouこのkono侭繁mamashigeらないとてranaitote厭itoわないwanai
何方dareかにkani会aえばeba記憶kiokuをwo奪取nusuまれようmareyou
喉nodoをwo使tsukaえばeba貴方anataがga零koboれre出iでde溢afuれようreyou
・・・是以上識koreijoushiりたくなどないritakunadonai
一層issouこのkono侭眠mamanemuってtte居iられたらraretara好iいのにinoni
噫aa! 貴方anataのno首筋kubisujiがga
きっとkitto現在imaはもうhamou真maっxtu白shiroくku透suきki徹tooってtte居iるru