立たち止どまる君きみの影かげ 大おおきな雲くもの影かげに飲のみこまれた
かくれた陽ひが また覗のぞくまで 君きみは歩あるき出だせないでいる
差さし出だした僕ぼくの手てを ためらいがちに見みつめている
君きみの指ゆびが触ふれるまで 僕ぼくもただ立たち尽つくしていた
僕ぼくら手てをつないだ もう見失みうしなわないように
置おき去ざりの街まちの中なかで ひとつ確たしかなもの
この手てのぬくもりだけで 僕ぼくら 歩あるき出だせるんだよ
踏ふみ出だした足元あしもとに 夕立ゆうだちがその始はじまりを落おとした
今いま 雫しずくはねのけるように 景色けしきまで熱ねつを帯おび始はじめたんだ
僕ぼくら手てをつないで 雨あめの中なかを駆かけ出だすよ
加速かそくする街まちの中なかで まだ見みえないものも
互たがいが目めに映うつるなら 僕ぼくら 映うつし出だせるはず
君きみのその胸むねの鼓動こどうと 僕ぼくの胸むねのざわめきが
響ひびいて 響ひびき合あって 同おなじように震ふるえあって
まるで同おなじもののように シンクロするよ
僕ぼくら手てをつないで 雨あめの中なかを駆かけ出だすよ
降ふり注そそぐ冷つめたさも もう怖こわくはないんだよ
僕ぼくら重かさなり合あうから 二人ふたりで さぁ行ゆこうよ
立taちchi止doまるmaru君kimiのno影kage 大ooきなkina雲kumoのno影kageにni飲noみこまれたmikomareta
かくれたkakureta陽hiがga またmata覗nozoくまでkumade 君kimiはha歩aruきki出daせないでいるsenaideiru
差saしshi出daしたshita僕bokuのno手teをwo ためらいがちにtameraigachini見miつめているtsumeteiru
君kimiのno指yubiがga触fuれるまでrerumade 僕bokuもただmotada立taちchi尽tsuくしていたkushiteita
僕bokuらra手teをつないだwotsunaida もうmou見失miushinaわないようにwanaiyouni
置oきki去zaりのrino街machiのno中nakaでde ひとつhitotsu確tashiかなものkanamono
このkono手teのぬくもりだけでnonukumoridakede 僕bokuらra 歩aruきki出daせるんだよserundayo
踏fuみmi出daしたshita足元ashimotoにni 夕立yuudachiがそのgasono始hajiまりをmariwo落oとしたtoshita
今ima 雫shizukuはねのけるようにhanenokeruyouni 景色keshikiまでmade熱netsuをwo帯oびbi始hajiめたんだmetanda
僕bokuらra手teをつないでwotsunaide 雨ameのno中nakaをwo駆kaけke出daすよsuyo
加速kasokuするsuru街machiのno中nakaでde まだmada見miえないものもenaimonomo
互tagaいがiga目meにni映utsuるならrunara 僕bokuらra 映utsuしshi出daせるはずseruhazu
君kimiのそのnosono胸muneのno鼓動kodouとto 僕bokuのno胸muneのざわめきがnozawamekiga
響hibiいてite 響hibiきki合aってtte 同onaじようにjiyouni震furuえあってeatte
まるでmarude同onaじもののようにjimononoyouni シンクロshinkuroするよsuruyo
僕bokuらra手teをつないでwotsunaide 雨ameのno中nakaをwo駆kaけke出daすよsuyo
降fuりri注sosoぐgu冷tsumeたさもtasamo もうmou怖kowaくはないんだよkuhanaindayo
僕bokuらra重kasaなりnari合aうからukara 二人futariでde さぁsaa行yuこうよkouyo