踏ふみつぶされたら初はじめて気付きづいたよ
僕ぼくは弱よわいんだ
踏ふみつけられたら意識いしきは薄うすれてゆく
僕ぼくの身体からだは余あまりにも小ちいさすぎて
陸上りくじょうで暮くらすには困難こんなんだ
忘わすれてしまった自分じぶんの細こまかな寸法すんぽうも
噛かみつかれても毒どくの回まわらない身体からだ
僕ぼくの心こころはすっかり縮ちぢんじまって
肝心かんじんの言葉ことばさえ出でてこない
踏fuみつぶされたらmitsubusaretara初hajiめてmete気付kiduいたよitayo
僕bokuはha弱yowaいんだinda
踏fuみつけられたらmitsukeraretara意識ishikiはha薄usuれてゆくreteyuku
僕bokuのno身体karadaはha余amaりにもrinimo小chiiさすぎてsasugite
陸上rikujouでde暮kuらすにはrasuniha困難konnanだda
忘wasuれてしまったreteshimatta自分jibunのno細komaかなkana寸法sunpouもmo
噛kaみつかれてもmitsukaretemo毒dokuのno回mawaらないranai身体karada
僕bokuのno心kokoroはすっかりhasukkari縮chijiんじまってnjimatte
肝心kanjinのno言葉kotobaさえsae出deてこないtekonai