草笛吹くさぶえふいて靴くつのかかとを 引ひきずって帰かえった
あの夏なつが笑わらっている
東京とうきょうのせまい空そらが好すきだ
刻きざまれてくすんだ色いろの空そらを
時々見上ときどきみあげて 小ちいさくうなずく
ため息いきが夢ゆめをまた潰つぶして
舌打したうちが風かぜの中なかに消きえる
そんな時決とききまって そっと振ふり返かえれば
まるで一人ひとり 子供こどもの頃ころに 見みていたような夕焼ゆうやけの色いろと
草笛吹くさぶえふいて靴くつのかかとを 引ひきずって帰かえった
あの夏なつが笑わらっている
そんな時決とききまって そっと振ふり返かえれば
まるで一人ひとり 子供こどもの頃ころに 見みていたような夕焼ゆうやけの色いろと
道草みちくさしながらお腹なかすかせて 空あき地ちで吸すい込こんだ夏草なつくさの匂におい
草笛吹くさぶえふいて靴くつのかかとを 引ひきずって帰かえった
あの夏なつが笑わらっている
草笛吹kusabuefuいてite靴kutsuのかかとをnokakatowo 引hiきずってkizutte帰kaeったtta
あのano夏natsuがga笑waraっているtteiru
東京toukyouのせまいnosemai空soraがga好suきだkida
刻kizaまれてくすんだmaretekusunda色iroのno空soraをwo
時々見上tokidokimiaげてgete 小chiiさくうなずくsakuunazuku
ためtame息ikiがga夢yumeをまたwomata潰tsubuしてshite
舌打shitauちがchiga風kazeのno中nakaにni消kiえるeru
そんなsonna時決tokikiまってmatte そっとsotto振fuりri返kaeればreba
まるでmarude一人hitori 子供kodomoのno頃koroにni 見miていたようなteitayouna夕焼yuuyaけのkeno色iroとto
草笛吹kusabuefuいてite靴kutsuのかかとをnokakatowo 引hiきずってkizutte帰kaeったtta
あのano夏natsuがga笑waraっているtteiru
そんなsonna時決tokikiまってmatte そっとsotto振fuりri返kaeればreba
まるでmarude一人hitori 子供kodomoのno頃koroにni 見miていたようなteitayouna夕焼yuuyaけのkeno色iroとto
道草michikusaしながらおshinagarao腹nakaすかせてsukasete 空aきki地chiでde吸suいi込koんだnda夏草natsukusaのno匂nioいi
草笛吹kusabuefuいてite靴kutsuのかかとをnokakatowo 引hiきずってkizutte帰kaeったtta
あのano夏natsuがga笑waraっているtteiru