「春はるが恋こいしい時ときは耳みみをすましてごらん
冬ふゆの声こえが微かすかに“またね”と告つげている」
少すこし前まえのあのサヨナラに心こころは今いまも縛しばられている
夢ゆめは夢ゆめのまま日々ひびは過すぎ去さって足元あしもとから伝つたわり出だすの雪ゆきのリグレット
本当ほんとうの気持きもち ずっと言いえないまま
二人歩ふたりあるく冬ふゆの長ながい遊歩道ゆうほどう
トキメキの裏うらで胸締むねしめ付つける切せつなさは
初はじめて知しる大人おとなびた恋こい 独ひとり眠ねむれない夜よるを過すごし
失うしなってみてからの方ほうが貴方あなたの顔かおの翳かげりに気きづくなんて
「冬ふゆはいつもの様ようにただそこに在あるだけ
慰なぐさめなんてしないただそこに在あるだけ」
どうか許ゆるしてこの想おもいを死しなせて
震ふるえてる心こころ 今いまも動うごけなくて
早はやく夜よるよあふれる涙なみだを凍こおらせて
行ゆきずりの恋こいとどこが違ちがうのか判わかるまで
雪ふゆの華はなを眺ながめながら貴方あなたの声こえをあの温ぬくもりを
忘わすれたくて忘わすれさせて 街まちは蒼あおく誰だれも無口むくちで
たかが恋こい…されど恋こい… 惨みじめに呟つぶやく愚おろか者ものゆえ
失うしなってみてからの方ほうが貴方あなたの愛あいの深ふかさに気きづくなんて
「春はるはいつもの様ように微笑ほほえんでいるだけ」
「春haruがga恋koiしいshii時tokiはha耳mimiをすましてごらんwosumashitegoran
冬fuyuのno声koeがga微kasuかにkani“またねmatane”とto告tsuげているgeteiru」
少sukoしshi前maeのあのnoanoサヨナラsayonaraにni心kokoroはha今imaもmo縛shibaられているrareteiru
夢yumeはha夢yumeのままnomama日々hibiはha過suぎgi去saってtte足元ashimotoからkara伝tsutaわりwari出daすのsuno雪yukiのnoリグレットriguretto
本当hontouのno気持kimoちchi ずっとzutto言iえないままenaimama
二人歩futariaruくku冬fuyuのno長nagaいi遊歩道yuuhodou
トキメキtokimekiのno裏uraでde胸締muneshiめme付tsuけるkeru切setsuなさはnasaha
初hajiめてmete知shiるru大人otonaびたbita恋koi 独hitoりri眠nemuれないrenai夜yoruをwo過suごしgoshi
失ushinaってみてからのttemitekarano方houがga貴方anataのno顔kaoのno翳kageりにrini気kiづくなんてdukunante
「冬fuyuはいつものhaitsumono様youにただそこにnitadasokoni在aるだけrudake
慰nagusaめなんてしないただそこにmenanteshinaitadasokoni在aるだけrudake」
どうかdouka許yuruしてこのshitekono想omoいをiwo死shiなせてnasete
震furuえてるeteru心kokoro 今imaもmo動ugoけなくてkenakute
早hayaくku夜yoruよあふれるyoafureru涙namidaをwo凍kooらせてrasete
行yuきずりのkizurino恋koiとどこがtodokoga違chigaうのかunoka判wakaるまでrumade
雪fuyuのno華hanaをwo眺nagaめながらmenagara貴方anataのno声koeをあのwoano温nukuもりをmoriwo
忘wasuれたくてretakute忘wasuれさせてresasete 街machiはha蒼aoくku誰dareもmo無口mukuchiでde
たかがtakaga恋koi…されどsaredo恋koi… 惨mijiめにmeni呟tsubuyaくku愚oroかka者monoゆえyue
失ushinaってみてからのttemitekarano方houがga貴方anataのno愛aiのno深fukaさにsani気kiづくなんてdukunante
「春haruはいつものhaitsumono様youにni微笑hohoeんでいるだけndeirudake」