欲ほしいモノはなんでも手てに入いれる 海うみの果はて遠とおい国くにの王様おうさま
宮殿きゅうでんに現あらわれた踊おどり子この 黒髪くろがみに触ふれて彼かれは恋こいに落おちた
モカ・マタリの薫かおりで目めが覚さめて 頭上ずじょうに金きんと銀ぎんのアラベスク
大理石だいりせきのオブジェが溢あふれても その心こころは満みたされはしない
夜伽達よとぎたちが語かたる物語ものがたりも あの日ひからはどこか上うわの空そらで
やがて王様おうさまはすべてを棄すてて 宮殿きゅうでんを飛とび出だしたのさ
La la la-dee-da..
いつ以来いらいだろう こんな気持きもちは 朝あさになっても夢ゆめは醒さめない
La la la-dee-da..
シェヘラザード 教おしえておくれ 何処どこに行ゆけばあの娘こに逢あえる
千夜一夜せんやいちやの名なも無なき光ひかりに溺おぼれて 全すべてが手てに入はいるのなら
天てんに誘いざなう旋律せんりつを奏かなでる海うみに この身みを沈しずめて捧ささげよう
“欲ほしいモノはなんでも手てに入いれる”そのはずだった口髭くちひげの男おとこ
何なにかを手てに入いれてくその度たびに 何なにかを失うしなっていた
La la la-dee-da..
こんなはずじゃなかっただろう 狂くるいそうな孤独こどくの調しらべ
La la la-dee-da..
シェヘラザード 聴きかせておくれ 愚おろか過すぎた男おとこが辿たどる 物語ものがたりの憐あわれな結末けつまつを
千せんに一ひとつの僅わずかな望のぞみを片手かたてに あの頃ころに戻もどれるのなら
天てんに誘いざなう旋律せんりつを奏かなでる海うみに この身みを沈しずめて捧ささげよう
千夜一夜せんやいちやの名なも無なき光ひかりに溺おぼれて 全すべてを失うしなってしまった
愛あいしたのは限かぎりない矛盾むじゅんによく似にた 消けせないあの日ひの幻まぼろし
欲hoしいshiiモノmonoはなんでもhanandemo手teにni入iれるreru 海umiのno果haてte遠tooいi国kuniのno王様ousama
宮殿kyuudenにni現arawaれたreta踊odoりri子koのno 黒髪kurogamiにni触fuれてrete彼kareはha恋koiにni落oちたchita
モカmoka・マタリmatariのno薫kaoりでride目meがga覚saめてmete 頭上zujouにni金kinとto銀ginのnoアラベスクarabesuku
大理石dairisekiのnoオブジェobujeがga溢afuれてもretemo そのsono心kokoroはha満miたされはしないtasarehashinai
夜伽達yotogitachiがga語kataるru物語monogatariもmo あのano日hiからはどこかkarahadokoka上uwaのno空soraでde
やがてyagate王様ousamaはすべてをhasubetewo棄suててtete 宮殿kyuudenをwo飛toびbi出daしたのさshitanosa
La la la-dee-da..
いつitsu以来iraiだろうdarou こんなkonna気持kimoちはchiha 朝asaになってもninattemo夢yumeはha醒saめないmenai
La la la-dee-da..
シェヘラザsyeherazaードdo 教oshiえておくれeteokure 何処dokoにni行yuけばあのkebaano娘koにni逢aえるeru
千夜一夜senyaichiyaのno名naもmo無naきki光hikariにni溺oboれてrete 全subeてがtega手teにni入haiるのならrunonara
天tenにni誘izanaうu旋律senritsuをwo奏kanaでるderu海umiにni このkono身miをwo沈shizuめてmete捧sasaげようgeyou
“欲hoしいshiiモノmonoはなんでもhanandemo手teにni入iれるreru”そのはずだったsonohazudatta口髭kuchihigeのno男otoko
何naniかをkawo手teにni入iれてくそのretekusono度tabiにni 何naniかをkawo失ushinaっていたtteita
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こんなはずじゃなかっただろうkonnahazujanakattadarou 狂kuruいそうなisouna孤独kodokuのno調shiraべbe
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シェヘラザsyeherazaードdo 聴kiかせておくれkaseteokure 愚oroかka過suぎたgita男otokoがga辿tadoるru 物語monogatariのno憐awaれなrena結末ketsumatsuをwo
千senにni一hitoつのtsuno僅wazuかなkana望nozoみをmiwo片手katateにni あのano頃koroにni戻modoれるのならrerunonara
天tenにni誘izanaうu旋律senritsuをwo奏kanaでるderu海umiにni このkono身miをwo沈shizuめてmete捧sasaげようgeyou
千夜一夜senyaichiyaのno名naもmo無naきki光hikariにni溺oboれてrete 全subeてをtewo失ushinaってしまったtteshimatta
愛aiしたのはshitanoha限kagiりないrinai矛盾mujunによくniyoku似niたta 消keせないあのsenaiano日hiのno幻maboroshi