何処どこへ行ゆく 青あおく咲さき野道のみちを遠とおく離はなれて
何なにも変かわらねえよ 全すべて変かわってゆく 歌うたいながら
薄明うすあかり 虫むしの音ねが聴きこえる 幼おさなき夜よるに
孤独こどくなふりをすんなでも孤独こどくをかみしめろ そう歌うたってた
ふみよむ月日俺つきひおれに言いった
「生いきる訳わけなど考かんがえずただ愛あいせ」振ふり返かえることなく
夏なつのかほり消きえるだろ 落陽らくようの彼方かなたに
何なにも分わからねえ分わからぬまま からから鳴なきぬれる
そして今いま 飛とぶ鳥とりを見上みあげる危あやうき心こころ
何処どこを彷徨さまよっている 何なにも見みえぬまま 途方とほうに暮くれる
ふみよむ月日俺つきひおれに言いった
「生いきる訳わけなど考かんがえずただ愛あいせ」振ふり返かえることなく
ちぎれながら落おちてゆく 呼よぶ声こえの彼方かなたに
むせかえる息いきもできぬほどに 夕闇立ゆうやみたち籠こめる
心こころはぐれては かすむ道みち
ただ愛あいせ 振ふり返かえることなく
夏なつのかほり消きえるだろ 落陽らくようの彼方かなたに
何なにも分わからねえ分わからぬまま からから鳴なきぬれる
何処dokoへhe行yuくku 青aoくku咲saきki野道nomichiをwo遠tooくku離hanaれてrete
何naniもmo変kaわらねえよwaraneeyo 全subeてte変kaわってゆくwatteyuku 歌utaいながらinagara
薄明usuaかりkari 虫mushiのno音neがga聴kiこえるkoeru 幼osaなきnaki夜yoruにni
孤独kodokuなふりをすんなでもnafuriwosunnademo孤独kodokuをかみしめろwokamishimero そうsou歌utaってたtteta
ふみよむfumiyomu月日俺tsukihioreにni言iったtta
「生iきるkiru訳wakeなどnado考kangaえずただezutada愛aiせse」振fuりri返kaeることなくrukotonaku
夏natsuのかほりnokahori消kiえるだろerudaro 落陽rakuyouのno彼方kanataにni
何naniもmo分wakaらねえranee分wakaらぬままranumama からからkarakara鳴naきぬれるkinureru
そしてsoshite今ima 飛toぶbu鳥toriをwo見上miaげるgeru危ayaうきuki心kokoro
何処dokoをwo彷徨samayoっているtteiru 何naniもmo見miえぬままenumama 途方tohouにni暮kuれるreru
ふみよむfumiyomu月日俺tsukihioreにni言iったtta
「生iきるkiru訳wakeなどnado考kangaえずただezutada愛aiせse」振fuりri返kaeることなくrukotonaku
ちぎれながらchigirenagara落oちてゆくchiteyuku 呼yoぶbu声koeのno彼方kanataにni
むせかえるmusekaeru息ikiもできぬほどにmodekinuhodoni 夕闇立yuuyamitaちchi籠koめるmeru
心kokoroはぐれてはhagureteha かすむkasumu道michi
ただtada愛aiせse 振fuりri返kaeることなくrukotonaku
夏natsuのかほりnokahori消kiえるだろerudaro 落陽rakuyouのno彼方kanataにni
何naniもmo分wakaらねえranee分wakaらぬままranumama からからkarakara鳴naきぬれるkinureru