時ときに我われを忘わすれては探さがした
あの日君ひきみを塗ぬり替かえた幻まぼろし
軽かるはずみに覚おぼえたのは
誘惑ゆうわくにも似にた目配めくばせ
抜ぬけ殻がらのままでいたから 怖こわくはない
使つかい慣なれた裏切うらぎりの刃先はさきは
やがて君きみの自惚うぬぼれを殺ころした
赤あかい口紅くちべにで隠かくした ささやかな少女しょうじょの記憶きおく
無自覚むじかくな君きみの素肌すはだに 踏ふみ入いれたい
ただ僕ぼくらは 受うけ入いれるだけの身体からだを
互たがいに寄よせ その傷きずを舐なめ合あった
叶かなうならば 胸むねを焦こがすような想おもいを
錆さびついた空そらに踊おどらせてみたかった
助たすけなど呼よばない はじめからそのつもり
琥珀こはくの中なかにある息絶いきたえた輝かがやき
誰だれかの声こえがして いつかの夢ゆめに触ふれて
けれど選えらべなくて
胸むねの内うちに留とどめたのは 哀かなしみが美うつくしいから
まだ飼かい馴ならせずに僕ぼくは
今いまを嘆なげく
ただ僕ぼくらは 受うけ入いれるだけの身体からだを
互たがいに寄よせ その傷きずを舐なめ合あった
叶かなうならば 胸むねを焦こがすような想おもいを
錆さびついた空そらに踊おどらせてみたかった
強つよく抱だきしめて 痛いたみ伴ともなう程強ほどつよく
君きみが望のぞむその終おわりが来くるのなら
時tokiにni我wareをwo忘wasuれてはreteha探sagaしたshita
あのano日君hikimiをwo塗nuりri替kaえたeta幻maboroshi
軽karuはずみにhazumini覚oboえたのはetanoha
誘惑yuuwakuにもnimo似niたta目配mekubaせse
抜nuけke殻garaのままでいたからnomamadeitakara 怖kowaくはないkuhanai
使tsukaいi慣naれたreta裏切uragiりのrino刃先hasakiはha
やがてyagate君kimiのno自惚unuboれをrewo殺koroしたshita
赤akaいi口紅kuchibeniでde隠kakuしたshita ささやかなsasayakana少女syoujoのno記憶kioku
無自覚mujikakuなna君kimiのno素肌suhadaにni 踏fuみmi入iれたいretai
ただtada僕bokuらはraha 受uけke入iれるだけのrerudakeno身体karadaをwo
互tagaいにini寄yoせse そのsono傷kizuをwo舐naめme合aったtta
叶kanaうならばunaraba 胸muneをwo焦koがすようなgasuyouna想omoいをiwo
錆saびついたbitsuita空soraにni踊odoらせてみたかったrasetemitakatta
助tasuけなどkenado呼yoばないbanai はじめからそのつもりhajimekarasonotsumori
琥珀kohakuのno中nakaにあるniaru息絶ikitaえたeta輝kagayaきki
誰dareかのkano声koeがしてgashite いつかのitsukano夢yumeにni触fuれてrete
けれどkeredo選eraべなくてbenakute
胸muneのno内uchiにni留todoめたのはmetanoha 哀kanaしみがshimiga美utsukuしいからshiikara
まだmada飼kaいi馴naらせずにrasezuni僕bokuはha
今imaをwo嘆nageくku
ただtada僕bokuらはraha 受uけke入iれるだけのrerudakeno身体karadaをwo
互tagaいにini寄yoせse そのsono傷kizuをwo舐naめme合aったtta
叶kanaうならばunaraba 胸muneをwo焦koがすようなgasuyouna想omoいをiwo
錆saびついたbitsuita空soraにni踊odoらせてみたかったrasetemitakatta
強tsuyoくku抱daきしめてkishimete 痛itaみmi伴tomonaうu程強hodotsuyoくku
君kimiがga望nozoむそのmusono終oわりがwariga来kuるのならrunonara